■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/08/21/mh222763.html 



雲南省:刑務所に監禁された教師、妻が面会を求める

(明慧日本)雲南省の林業職業技術学院の教師・董志昆さんは、神韻公演のDVDを配ったため、懲役3年の不当判決を下された。そして、同省第1刑務所に監禁され、家族との面会の権利をはく奪されている。董さんの妻・孫永紅さんは先日、雲南省刑務局と雲南省第1刑務所に手紙を送り、董さんとの面会を要求した。

 董さんは2009年2月28日の昼ごろ、昆明市双龍郷で縁のある人に神韻DVDを配っているところを双龍派出所に連行された。3月1日朝1時、昆明市公安局盤龍分局、盤龍国保(国家安全保衛)大隊の警官が董さんの家を差し押さえた。董さんは同市盤龍区第1留置場に251日拘禁された。2009年3月27日、盤龍公安分局は董さんを逮捕すると宣言し、家族は当日、逮捕状を受け取った。

 董さんの家族は2009年11月25日、昆明市の中級裁判所(高裁にあたる)に状況を尋ねた。裁判所は秘密裏に開廷し、董さんに懲役3年の判決を下し、雲南省第1刑務所に移送したと告げた。家族は判決文を受け取っておらず、ただ判決執行書を渡されただけであった。

 家族は面会の権利を与えられず、董さんの妻・孫永紅さんは雲南省刑務局と雲南省第1刑務所宛に面会の申請をした。孫さんの申請書は以下の通りである。

 雲南省刑務局、雲南省第1刑務所へ

 私は董志昆の妻です。夫の董志昆は2009年2月28日に昆明市双龍郷で、2009年に公演した神韻芸術団の『世界華人新年芸術祭』のDVDを配ったため、双龍派出所に連行され、盤龍区第1留置場に251日拘禁されました。

 2009年11月26日、私が留置場に夫の着替えを届けに行った時、留置場の人は夫が数日前に雲南省第1刑務所に移送されたと教えてくれました。そこで私は刑務所に駆けつけ、夫との面会を要求しましたが、拒絶されました。刑務所側は、とりあえず本人が申請すれば、刑務所の同意を得て、家族は通知書を受け取ってから面会ができると言いました。その後、私は3、4通の手紙を夫に送りましたが、今になっても返信がなく、面会の通知書も受け取っていません。

 夫が人々に配ったDVDは、人類の正統な文化を継承する神韻芸術団の公演で、東洋の神伝文化の精髄を再現したものです。

 2009年の神韻公演には、天国の荘厳さを表す「五千年文化の開創」があり、邪悪が正義に勝てない「妖怪を退治した孫悟空」、忠と孝が両立できる「木蘭(ムーラン)従軍」、仏様が慈悲を表現する「花嫁を連れ去る済公和尚」など、観衆に時空をこえて中華五千年の歴史と文化の真髄を表し、「真・善・忍」の価値を賛美し、崇高な信仰を称え、神に謝恩と敬慕を伝えました。

 神韻は、世界に中国の伝統を伝えています。夫は炎帝と黄帝の子孫として、人々にそのDVDを配り、中国五千年の文化を広め、その愛国の精神と行為は称えられるべきで、国を愛する人々がこの公演を鑑賞するのは当たり前だと思います。

 しかし、夫の国を愛する行為はかえって連行と不当判決に遭い、妻の私と息子は夫に一度も面会できず、本当に悲しいです。私たちは家族として、夫と面会する権利があると思います。夫との面会は合法的な要求ですので、雲南省第1刑務所は私たち家族が会えるように早く手続きをしてほしいです。

2010年8月9日 申請者・孫永紅

2010年8月21日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/10/228173.html

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