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真相を知った民衆、法輪功修煉者を助ける

(明慧日本)私達の地区に、法輪功への迫害の真相を分かっている人が多くいる。彼らは中共(中国共産党)の組織が法輪功修煉者を迫害しようとするとき、勇気を持って立ち向かって法輪功修煉者を助け、自分と家族に明るい未来を選んだ。私達の地区で起きた幾つかの物語を紹介する。

 一、2000年のある日、ある親会社の幹部が子会社の幹部を呼び出して、子会社にいる法輪功修煉者にサインさせるようにと指示した。子会社の幹部が彼女はいい人だから、サインしなくても大丈夫だと言うと、親会社の幹部が「では、おまえがサインしろ」と要求した。彼は迷わずにサインした。親会社の幹部が、「迷わず彼女のためにサインするのはなぜなのか」と不審に聞かれ、「私は彼女を信じているからこそ、何でも保証します」と、子会社の幹部が答えた。相手は返答に困った様子だったという。

 二、2010年のある日、中共は上海万博の開催前に、法輪功修煉者を迫害しようと企んでいた。ある村の幹部が鎮の役所に呼ばれた。彼は自分が表彰されると思って着いたら、自分の村にいる法輪功修煉者を一緒に連行するよう言われた。彼はとても嫌がっていて、ついて来た2人の職員から抜け出そうとしたが、なかなか抜け出せないので、彼はイライラして「私を信じないなら、頼まなかったらよかったのに」と不満を表した。その2人は仕方なく去っていた。そして、彼は急いでその法輪功修煉者に村から離れるようにと知らせた。後に車に乗った「610弁公室」の人と役所の職員が法輪功修煉者の家に直行したが、誰もいなかった。

 三、2010年4月のある日、「610弁公室」・役所・派出所(交番)の約10人が、法輪功修煉者・鄭成さん(仮名)の勤めている会社に突入し、連行しようとした。彼は法輪功が迫害されているという真実を伝えても、受け入れてもらえず、仕方なく道路に逃げたが、警察らに捕まえられパトカーの中に押し込まれそうになった。彼は地面に座り込んで、中共による残酷な迫害事実を見物人に暴露し始めた。

 会社の上司が彼を会社に連れて帰り、社長が「610弁公室」メンバーに対して「私が身をもって彼を保証します。彼を連行しないように。もし連行するなら、私を一緒に連行しなさい」と言った。30人の同僚達も連行してはいけないと怒りを表した。皆の助けによって鄭さんは連行されずに済んだ。

 四、2010年5月のある日、私達の現地の交番の警察が法輪功修煉者・陶園さん(偽名)の家に行って、「早く引越しをしてください」と教えてから、すぐその場を離れた。陶さんは3台車を呼んできて家財道具を積んで家を離れた。しばらくすると、市の公安局から多くの警察が家財道具を没収に駆けつけたが、一足遅かった。

 2010年8月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/21/228604.html

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