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河北省:刑務所で拷問された男性、自立生活不能に

(明慧日本)法輪功修煉者・季新海さん(36歳男性)は、河北省張家口市懐來県西八裏鎮に在住。2008年7月10日、季さんは数人の友人とともに、同じく修煉者の徐軍家さんの畑仕事を手伝いに行った。翌日の夜、北辛堡派出所の警官ら5、6人は季さんを強引に西裏鎮派出所に拘禁した。そして、暖房器具の熱いパイプに手錠でつながれた季さんは一晩中、拷問や虐待を加えられた。

 3日後、梁荘村の村長・杜軍明は十数人の警官と結託して、令状の提示もなく季さんの家に突入し、法輪功の関連書籍やパソコン、プリンタなどを没収した。

 その後、派出所の警官と梁荘村の役人・杜春明、趙偉兵、李向萍、賈艶傑らは季さんの家に駆けつけ、不当に家宅捜索をした上、法輪功の関連書籍・パソコン・プリンタ・ペーパーカット・衛星受信アンテナなどを没収した。それによって、被害額は合計1万元以上にのぼった。

 また、警官らは季さんの妻・ホウ愛秀さんに李洪志先生の写真を足で踏み潰すよう指示したが、ホウさんは堅く拒否した。警官はホウさんの態度が気に入らなかっただけで、何の罪もないホウさんを刑務所に送り込んだ。この不当監禁は、わずか9歳の娘を残したまま半年間も強いられた。

 季さんはほぼ8カ月間、懐來県留置場で汚水がたまる床に寝かせられ、虐待される日々を送っていた。その間、足に傷害を負った季さんは施設に一時出所による治療を求めたが、相手にされなかった。この深刻な傷害が2年間も続いていたため、歩けなくなってしまった季さんはやっと、病院で治療することを許された。にもかかわらず、このような深刻な状況に陥った季さんは、依然として迫害から逃れることはできず、さらに懲役4年の不当判決を下された。

 2009年3月1日、季さんは張家口市留置場で10日間不当に監禁されていた間、殴る蹴るの集団暴行を加えられ、冷たい水をかけられ、睡眠をはく奪され、日々10時間以上の労役を強いられるなどの迫害を受けつくした。

 11日後、季さんは7人の修煉者とともに、唐山冀東刑務所へ移送された後、一連の迫害を受けていたことで体が極めて衰弱したため、施設の病院に入れられた。にもかかわらず、施設の指示により、数人の受刑者に長期間にわたって監視されるなど嫌がらせをされ続けた。一年後、季さんはベッドから離れることのできない骨質増殖を患い、自力で生活できないほど苦しめられた。

 2010年8月、刑務所から釈放された後も、季さんは懐來県司法局に嫌がらせされ続けた上、金銭の恐喝も受けた。

 現在、季さんの一家の生計の柱は、妻のホウさんが代わり、自立生活ができず危篤に陥った夫の介護をしながら、出稼ぎをしている。この家族は迫害されてすでに正常な生活能力がなくなっている。

 2010年8月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/19/228541.html

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