■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/08/28/mh291754.html 



心を広くし、衆生を多く救う

文/中国の大法弟子

(明慧日本)先日、私の地区で続々と同修が捕まった事件がありました。私達はそれらの警官に対して発正念をして、それらの人に善悪の報いがあるように念じました。

 後で、心を静かにして学法をしていたら、自分の状態が正しくないのが見つかりました。発正念をするとき、恨む心と報復する心があり、落ち着きませんでした。これらの人心に動かされ、実際は常人のレベルに落ちました。自分を小さくし、邪悪を高い位置に置いたので、正念の作用が発揮されにくいのです。師父は『大紀元会議での説法』で次のようにおっしゃいました。「邪なものに妨害されず、それに動かされなければ、良くない要素は自分のところから生じることはなく、邪悪が微々たるものになり、皆さんは大きくなり、正念が強くなるのです。本当にいつもこの情況です」

 師父は多くの説法の中で、邪党を解体し、迫害を終わらせるのが目的ではなく、多くの衆生を救うことが目的だと教えてくださいました。師父は『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』で「冷静に考え、心をもっと広くし、我々は本当にすべての人を救い済度したい衆生として救い済度すれば、相手に変化があるかどうかを見たらどうでしょうか」とおっしゃいました。また『マンハッタン説法』で「あなたが行った全てはあなたの修煉であり、この修煉はこういう形式で、形がないという形をとっているのです。社会で遭遇した全てはあなたの修煉範囲内のことで、あなたがどのように対処するかを見るだけです。この迫害ももちろん、あなたの修煉範囲内のことです」とおっしゃいました。

 周りの同修から、ある同修の物語を聞きました。大法弟子を迫害した警官一人が病気で入院しました。ある同修はこの人はついに報いがあったと話しましたが、その警官に酷く迫害された同修はこの事を聞いて、穏やかに「私は彼を救いに行きます」と話しました。その後、この同修は花屋で花束を買いに寄りました。店主は年配の人が花を買うので、興味をもって理由を聞きました。同修は店主に、大法の美しさと、自分がどのように修煉して良い人になったのか、後にどのように迫害されたのか、今は中共に騙されて自分を迫害した人が入院して、もうすぐ中共で駄目になるこの人に生きる道を示してあげるため病院に行くなどなどを話しました。店主は真相を知ってから、感動して花を無料で差し上げると言いましたが、同修はお金を払って店を出ました。

 病院に着いたら、同修の穏やかな微笑み、顔と手に持っていた花束を見てその警官はびっくりしました。深く恥じ入る顔で同修を迎えました。同修の強大な正念の下で、その場の医者と他の患者に静かに大法の真相を聞いてもらい、感動して涙を流す人もいました。その場の全ての人が大法のお守りを受け取りました。その警官は改心し、もう大法弟子を迫害せず、できるだけ大法弟子を守ると話しました。

 師父は『大紀元会議での説法』の中でおっしゃいました。「全世界の大法弟子は世の中を全部包容しており、それぞれ一つの範囲を受け持っています。あなたがぶつかったこと、接触したことはいずれもあなたの範囲の中の要素です。あなたの正念が強ければ、あなたは自分の範囲で強くて高くなり、中にある良くないものを抑制することができます。すべての大法弟子がこのようにすることができれば、全世界が変わります。なぜなら、皆さんはそれぞれこの世界で大きな範囲を受け持ち、その部分の衆生を代表しているからです」

 2010年8月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/19/228517.html

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