ある青年大法弟子の修煉物語(一)
文/中国の大法弟子
(明慧日本)私が高校に入った時、叔父さんはすでに法輪大法の修煉をしていました。その当時、私は中国共産党(中共)の虚言による毒害を相当深く受けており、私の耳に入るもの、目に入るものすべてが師父と大法に対する誹謗中傷でした。特に「天安門焼身自殺事件」という番組を見た後、自分は中共のテレビの話をさらに信じ、法輪功を敵視するようになりました。ある週末、叔父さんは学校に私を迎えに来て、帰る途中、私に法輪大法の素晴らしさを話してくれました。しかし、私は教科書から学んだ科学的知識で反論し、逆に修煉をやめさせようと説得しました。
しばらくして、私はマンションの壁に「法輪大法は素晴らしい」と書いたポスターが貼ってあるのを見て、「あの人たちはまたポスターを大胆に貼って」と思い、周りに人がいない時、そのポスターを引き裂いてしまいました。その後、ポスターを貼った人からの復讐があると勝手に思い込み、数日間心配しました。これは私が大法に接して、初めての態度と表れでした。今振り返って考えると、当時の私はなんと愚かなことをしたのでしょうか! 中共の虚言は人にあまりにも害を与えすぎて、どれぐらいの人たちが、当時の私と同じように騙されて、貴重な修煉の機会を失ったのでしょうか。
その後、私は大学受験を迎えました。教室と宿舎を往復するだけの毎日で、朝から晩まで休みなく懸命に勉強したにもかかわらず、その成績は三流大学、すなわち年間1万元もの高い学費を要する大学にしか入れませんでした。当時、父はレストランの経営に失敗し、多額の負債がありました。本当に泣き面にハチでした。今、考えてみると、これは自分が法輪功の真相を伝えるポスターを引き裂いたことにより、もたらされた報いだったのです。
大学に入った後、叔父さんはいつも老婆心から繰り返し忠告し、私たちに法輪大法の修煉を勧め、自分の身体の変化から大法の素晴らしさを説明しました。特に、70歳近い義理の母親は修煉してから再び生理になり、私と母は不思議に思い、徐々に私の考え方が変わっていきました。その後、母は『転法輪』をいただいて学法と煉功を始めました。当時、母は身体が弱く、私は母の修煉を支持しました。
中共の法輪功への迫害が始まってから、叔父さんは大法を実証するため、法輪功の真相資料を配りに行き、結局、中共に現地の刑務所に監禁されました。修煉を支持していた家族や親戚は皆すっかり変わり、修煉に反対し、本をすべて焼いた人も現われました。皆は友人を通してお金を払い、叔父さんは釈放されました。叔父さんは帰って来た時、痩せ細っていました。どんな迫害に遭ったのでしょうか。その後、叔父さんは乗っていたオートバイが三輪車と正面衝突し、10数メートル跳ね飛ばされて転び、腰と足が動かなくなりました。家族から病院へ行くよう勧められましたが、叔父さんは行かず、師父を信じ、薬を1錠も飲まず、1カ月あまりを経て回復しました。これで一層、大法の不思議さが証明されました。その後、叔母さんも再び修煉の道を歩み始めました。
私の母は修煉してから、数年間患っていた胃の病気、不眠、ノイローゼなどが消え、身体がますます丈夫になり、母の言葉を借りれば、「毎日使い切れないほどの力があります」と言い、私も母も大変喜んでいます。父は叔父さんが中共に監禁されてから、大法に矛盾を感じ始め、母の煉功をしばらく妨害し、酒を飲みすぎると、大法を罵りました。あの時、母は確固とした正念を持ち、私は全力で支持し、正が邪を抑え、その後、父は二度と罵ることはありませんでした。
学校の休暇期間中に家に帰って、私はいつも大法の関連書籍を読むべきだと思い、「本の中に何が書かれているのでしょうか? なぜ中共に反対されるのでしょうか」と疑問を持ちながら、『転法輪』を読み終わりました。初めて読んでみて、神話を読んでいるような感じで、興味津々でした。「この本の理はなぜこんなに正しいのでしょうか? 挙げられた例はどうしてこんなに真実なのでしょうか」と思い、読めば読むほどますます読みたくなり、読むといつも穏やかで心地よく感じました。
休暇期間が終わって学校に戻った後、私は本に教えられた理に基づき、トラブルに遭っても気にすることはありませんでした。ある日、昼寝をしていた私は、頭から足まで熱い気が流れるのをはっきりと感じました。師父が灌頂してくださっているのだと分かって大変うれしく、これからは学法を徹底的にしようと思いました。私は『転法輪』を学校に持って行き、時間があれば、すぐ読むようになりました。当時、ネットを見ることができなかったため、私と母は『転法輪』と1999年7月20日以前の経文しか読まず、三つのこともまったく知りませんでした。密かに本を読み、他の人に自分が修煉していることも敢えて言いませんでした。周囲の友達やクラスメートは皆縁があり、彼らが困難に遭っても、私はなんと彼らを救い済度しませんでした。今は大変悔しく思い、さらに自分の意志を固めて、三つのことをしっかり行い、法を正す進展に追いつこうという決意を新たにしました。
(続く)
2010年8月30日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/13/228270.html)
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