日本明慧
■印刷版   

就職活動の中で人を救った体験(三)

(明慧日本)翌日、私は静さんと一緒にC社に行って、社員カードを返して、わずかな給料を受け取りました。社員カードを返すことがなかったら、クビにされた理由を聞かれるのを避けるために、私はきっと給料をもらいにその会社に行きたくありません。しかし、それはメンツを重んじる心、見栄、名利心だと分かっていて、それを解体しながら、私は会社に行って最後の手続きをしました。
 
 C社を出て、私は静さんを見送りました。彼女はバスの中に立って、純情な瞳には感謝、期待、未練が映っています。バスが動き出しました。彼女はこれから、故郷ではないこの町にどのくらい残られるか分かりません。私は突然、目が涙で濡れました。衆生が今日に救われるようにかつて払った努力のため、師父の苦心な按排のため、衆生のかつての期待と大法弟子が担う重任のため……。
 
 数日後、静さんは突然、この町を去ることを決意しました。以前とてもこの町に残りたかったのではないかと聞いたら、彼女は、もうここに残りたくなくなり、今はとにかく他の地方に行きたいと答えました。
 
 彼女がこの町に来たのは、私に出会って救われるためだと、私はさらに確信しました。連絡をもらった時、彼女はすでに地方に行くバスに乗っていたため、私は彼女を見送ることができませんでしたが、心の中では、彼女が救われたことを喜びました。
 
 夜、夢を見ました。深夜にとても気持ちよく帰り道を歩んだ私は、家に帰る前に1棟のビルの中に入って、宿題を終わらせないといけませんでした。私はすぐに宿題を終えたのですが、ビルの門がとても低くて、私は腰をかがめてやっと出ました。そしてある女の子に道を聞かれて、私はとても自信の強い言い方で「くれぐれもそちらに行かないでください。あちらへ行けばよいです」と答えました。彼女は何回も私にお礼を言いました。
 
 目が覚めたら、私はすぐに悟りました。「C社の仕事」は夢の中の私の宿題で、この宿題をやる中で私は自分の一部の執着心を取り除きました。「門から出てくる時に私は腰をかがめた」とは、私はC社をクビにされて、辛い思いをさせられたことを象徴しています。「女の子に道を教える」とは、ちょうど私は静さんに「三退」を勧めて、彼女に正しい道を教えたことを象徴しているでしょう。
 
 数日後、私はまた、授業中に先生にとても美しく包装されたプレゼントを贈られた夢を見ました。その翌日に、某会社から面接の知らせをもらって、面接の後に即座に採用されました。新しい仕事のオフィス環境が良くて、給料も良いのです。朝の出勤時間がわりと遅くて、ちょうど私はその時間に学法して煉功ができます。本当に師父の苦心の按排と慈悲なるご加護のおかげです。この仕事は本当に師父がくださった素敵な贈り物です。
 
 今回の就職の経歴を通じて、仕事は自分を修めて人を救い済度する環境そのもので、常人のように給料、待遇、役職にこだわって名利を追求するための場ではない、と私は深く分かりました。私たちにとって、仕事を探すのが目的でなく、社会に出て常人と接触して救い、同時に自分を修めて執着心を取り除くのが目的です。
 
 今、私はこの会社に入って間もなくて、まだ従業員に真相を伝えていませんが、必ず常に修煉者の基準で自分を律して、大法の素晴らしさを従業員たちに見せます。皆さんと仲良くなってから、きっと真相を伝えて、彼らを救って、衆生の千万年の期待に背かず、自分のかつての神聖な誓約に背かず、師父の労苦を惜しまない深い慈悲に背きません!
 
 一人の大法弟子として明慧ネットの文章交流に参加し、同修たちと1つの全体になって自分の修煉を促すために、この文を書きました。
 
 また、私と同年代の青少年弟子に次のことを言いたいです。あなたは今、勉強と就職で忙しくしているかも知れませんが、勉強も仕事も死んでから天国に持っていけないものです。この世に来た時の使命を忘れないでください。衆生の千万年の期待を忘れないでください。師父にこれ以上迷惑をかけないようにしましょう。最後の時間を無駄にせずに、一緒に精進しましょう!
 
2010年09月03日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/28/226088.html

■関連文章
就職活動の中で人を救った体験(二)
神韻を広め、真相を伝えた体験(二)
三退を勧める中で昇華する
特別なパーティ
人々を救うことに忙しい大法弟子(一)
「三退」をする時に声明が必要
私は今、法輪大法の弟子の一員です
大法弟子に残された正法の歴史を大切に(三)
内に向かって探し、自分をよく修める
「恋愛する」という名利心と決別する