河南省:法輪功修煉者に秘密裏の裁判で不当判決
(明慧日本)河南省霊宝市の左暁光さんは2009年8月、法輪功を修煉しているという理由で警官に強制連行された。そして拷問を受けた。2009年の前半、霊宝市の中級裁判所(高裁にあたる)は、弁護士不在の下で左さんに対して秘密裏に開廷し、懲役3年の不当判決を言い渡した。2010年1月、左さんは河南新密市刑務所に移送された。
左さんは霊宝市製錬会社の部門責任者である。2008年8月、左さんの仕事中、オフィスに突然知らない数人がやってきて、左さんに公安局へ行くよう要求した。左さんは彼らに「証明を見せてください」と求めたが、拒否された。しかし、左さんは公安局へ行くことを再三に要求された。左さんはこの無理な要求を拒否し、「話があるなら、ここで話してください」と言った。彼らは左さんの言うことを聞かず、強行して左さんを霊宝市のあるホテルに連行し、蹴ったり殴ったりした。「自分のやったことをはっきり言え」と恐喝され、左さんは自分が法輪功を学んでいることは間違っていない、法律違反をしたことはないと言った。彼らは、左さんに犯罪だと認めさせるため拷問した。左さんが連行されて3日経っても、公安局側は左さんの家族に知らせなかった
左さんは連行されて3日目の午後、警官に数回顔を殴られ、でっち上げの「罪」を認めるよう強要された。しかし、左さんは応じなかった。左さんは善意を持って「私は、今までのこと(迫害)を娘に全部話しても平気ですが、あなたはその話をお宅の子供さんに言えますか?」と言った。その警官は少し止まり、左さんを見てからすぐに去って行った。
その後、公安局は左さんを霊宝市留置場に送りこみ、その後また、河南陝県留置場に移送した。調べによると、左さんを連行したのは、同市公安局国保(国家安全保衛)大隊と「610弁公室」の警官らだった。
2009年前半、霊宝市裁判所は左さんに弁護士を立てることを許さず、陝県留置場の中で秘密裏に開廷した。左さんは自己弁護をした。いかなる証拠もない状況の下、裁判所は左さんに懲役3年の不当判決を下した。左さんは不服だとして、三門峡市中級裁判所に上訴した。
上訴する前、霊宝市裁判所は左さんに20通(法律規定では3通)の訴状を書くことを要求した。左さんは3日かけて4〜5つのペンを使い切り、首と腕を痛めた。2010年1月、三門峡市の中級裁判所は法律規定に従わず、左さんは罪がないという事実を無視して、裁判官・彭建国は元の判決を維持すると言い渡した。河南省陝県留置場はすぐに、左さんを悪名高い河南新密市刑務所に移送したという。
2010年09月03日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/20/228548.html)
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