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河北省:法輪功修煉者が連行されて10日後、迫害により死亡した (明慧日本)河北省石家庄市の法輪功修煉者・ヤン平君さん(45歳女性)は2010年8月2日に寧安路派出所により連行され、所謂「学習班」に監禁されてから10日も経たない内に迫害によって死亡した。
ヤンさんは石家庄市革新街電信局の宿舎に住み、縫製により生計を立てていた。太行機械工場の夏俊英さんも縫製が上手で二人は同業、また同じ信仰を持っていることから自然に行き来してきた。 夏さんが今年7月15日に新華分局寧安路派出所の警官により連行された後、8月1日にヤンさんは夏さん家族の見舞いに行った時、寧安路派出所の警官に尾行された。8月2日の9時頃、警官はヤンさんを連行すると同時に家宅捜査し、ヤンさんの息子のパソコンと法輪功の関連書籍などを没収した。没収した家財は法律的なリストも残さず、さらに生活費の名目で500元をゆすり取った。 ヤンさんが迫害されて死亡するまで、家族はヤンさんが石家庄市柏林南路6410招待所(元6410兵器工場)に連行されていたことを知らなかった。あそこは新華区「610弁公室」が設置した「学習班」(実際は専門的に法輪功修煉者を迫害する洗脳組織)。しかし情報が封鎖されているため、ヤンさんがどのように迫害されていたかについては不明である。しかし10日も経たない内に健康な人が迫害によって死亡したのは事実であり、家族が入手したのは「610弁公室」の矛盾だらけの説明と5階から2階に転落して死亡した情報だけである。 ヤンさんの家族が警官に、ヤンさんが連行された根拠は何か?なぜ死亡したのか?当時監視していた人は誰なのか?などと聞いても警官は答えられなかった。 「中国憲法」、「中国刑法」、「中国刑事訴訟法」などによると、ヤンさんを迫害して殺害した石家庄新華区610弁公室、寧安路派出所と洗脳班の罪は以下のとおり。 一、警官が要請と許可なしにヤンさんの家に押し入ったのは公民住宅侵入罪になる。 二、警官がヤンさんの息子の学習用パソコン、法輪功の関連書籍と他の財産を没収し、法律的な財産リストを残さず、生活費500元をゆすり取った行為は強奪罪となる。 三、警官がヤン平君さんを洗脳班に監禁、監視して人身の自由を剥奪したのは不当拘禁罪となる。 四、警官がヤンさんを迫害して強制的に罪名を自白させ、いわゆる修煉をやめる「保証書」を書かせ、最終的に死亡させたのは故意傷害死亡罪、あるいは故意殺人罪となる。 五、むりやり「洗脳」を行い、ヤンさんに信仰を放棄させる行為は、宗教信仰自由剥奪罪となる。 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 2010年09月07日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/28/228904.html) |
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