マンハッタン:チャイナタウンで法輪功修煉者が集会を行い、迫害への関心を呼びかける(写真)
(明慧日本)ニューヨークマンハッタンのチャイナタウン・ルーズベルトパークで2010年9月4日土曜の朝6時、世界各地から集まってきた2千人越える法輪功修煉者らは集団煉功をした後、集会を行った。そして「良知を呼び起こし、迫害を停止させる」という主旨の壮大なパレードを行い、中共による法輪功への残酷な迫害を停止させるよう呼びかけた。
| 迫害の停止を呼びかける集会
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| パレードの様子
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| パレードの様子
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法輪功修煉者「迫害が停止しない限り呼びかけも停止できない」
集会で悲しげな表情を見せる1人の若い女性が、強制連行された母親の写真を抱えて助けを求めていた。金昭宇さんは中国河南省鄭州の出身で、フィンランドに在住している。
「私と妹は母1人だけに育てられました。末期の肝臓癌を患っていた母は、法輪功を修煉してから奇跡的に完治しました。これまで生活の重圧と病気との闘いに疲れ果てて性格も悪くなっていた母は、いつもの優しさを取り戻したのです」
「法輪功が迫害されてから、母が修煉を放棄せず大法の真相を人に伝えたとして、たびたび洗脳班や労働教養所に強制連行され様々な虐待や拷問を受けてきたのです。北京オリンピックの前夜、60歳過ぎの母が再び強制連行され実刑8年の不当判決を言い渡され、河南省新郷女子刑務所に入れられました。去年の11月からずっと音信不通の状態が続いていたため、生死も不明です」
「刑務所から釈放された人の情報によると、法輪功を放棄しない修煉者は中枢神経を壊すと言われる詳細不明の薬を注射され、家に戻されると完全に記憶が失われ正常の生活を送れなくなるそうです。私は母のことをとても心配しています」と、ここまで話すと金さんはむせび泣きをした。
「警官に、私の家を何回も荒らされてきました。10歳頃から母と共に強制連行、監禁、滅多打ちなど受けてきた妹は、ついに退学処分を受けてしまったのです。強制連行や監視の繰り返しで家に戻れぬ生活を送り続けたため、心身共に大きなダメージを受けています」
「私の夫はフィンランド人です。私達は政府に母を救い出すよう助けを求め、政府も中共と数回交渉してきましたが、依然として母は釈放されていません。逆に私は中共から報復されました。私が中国に残した不動産を処分する際、手伝ってくれたお婆さんがいました。しかし国保大隊が夜中に彼女の家に突入して私の不動産の売上金を奪った上、お婆さん(80)を強制連行しました。その後お婆さんは行方不明になりました」
「国際社会に中共による法輪功への残酷な迫害を制止するよう呼びかけるため、私は初めてフィンランドから飛行機に乗って10数時間かけてニューヨークに辿り着き、この集会に参加したのです。私は中共の威嚇に屈せず、中共が法輪功への迫害を即座に停止しない限り、私達も呼びかけを緩めません」
芸術家「私は完全に法輪功修煉者を支持する」
ジェイソン・アイズナーさんは画家と彫刻家であると同時に、舞台芸術家でもあり、それと同時に教育の仕事にも携わっている。毎朝ルーズベルトパークで朝食をとるとき、法輪功が集団で煉功している様子を見て心を打たれた。積極的で良いメッセージと和やかな感覚を覚えたという。
法輪功のことを前から知っていたアイズナーさんは、「人と争わず社会に有益な団体」を弾圧し、「真・善・忍」に賛同しない中国共産党は理解しがたいと非難した。法輪功修煉者の寛容の広さと強い忍耐及び固い信念から信仰の力の偉大さが見えて非常に感動し、法輪功を完全に支持すると述べた。
さらに大紀元時報の告示から集会の事を知り、わざわざ遠くから駆けつけてきた中国人の若者もいた。煉功・集会・パレードが始まってから終わるまでずっと横で見守っていた劉さんは、「信仰の自由を得るため、法輪功修煉者の平和的で理性のある呼びかけの活動に、かつてない神聖な気持ちを味わった」と話し、中共のでたらめな宣伝と全く違うと語った。
劉さんは「人間としての基本的な信仰の自由と思考の自由が奪われてしまったら実に悲しすぎる」と語り、これは中国人の最も悲しい現実であり、これも自分が故郷から離れた原因でもあると述べた。帰るとき、法輪功のことをもっと知りたいと話し、関係資料を貰って満足して立ち去った。
2010年09月07日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/5/229259p.html)
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