吉林省:法輪功修煉者が10年間迫害され右手不自由に
(明慧日本) 吉林省九台市に在住の法輪功修煉者・高雲山さん(51)は1999年7.20に法輪功の弾圧が始まってから10年来、公安局や610弁公室、労働教養所による強制連行・嫌がらせ・拘禁・恐喝・拷問などを受けてきた。
その影響で、高さんは心身共に深刻な障害を受けた。特に、右足は正常に歩くことができず、ふらふらしたり、びっこをひいたりして移動しなければならない。右手は字も書けず不自由になった。しかし、以前の高さんは心身ともに健康で、字を書くのも上手だった。
2000年3月、地元の警官らは人民代表会議の開催期間を「敏感日」として、高さんの勤め先に駆けつけ、そのまま高さんを留置場まで強制連行した。15日後、高さんは金銭をゆすり取られた上、釈放された。
2002年6月24日、高さんは若い法輪功修煉者とともに九台市留置場へ移送され1カ月の監禁を受けた。施設で命の危険に晒されるまで迫害され、血圧値が急上昇した。
九台市飲馬河労働教養所へ移された高さんは、初日、すぐに監守らの暴行を受け、さらに金具で死なせる勢いで打たれそうになり、「前は一人を殴り殺した。今回はいい」とある監守が言って拷問を止めさせた。その死者とは松原に住んでいた40代の修煉者で、監禁中、監守らに金具で打ち殺されたという。14カ月にわたって、高さんの血圧はずっと下がらず、ひどい時に2回も入院して緊急治療を受けた。入院の間、ずっと手錠をかけられ、医療費もすべて家族が支払わされた。その後、施設側は高さんが息をひきとりそうな様子を見て恐れ、罪の責任から逃れるため高さんを家に帰した。
高さんが家に帰される前、同所の監守・馮偉(高さんの隣人)は高さんの家へ行き、釈放を条件に家族から4000元あまりを恐喝した。引き続き、馮は高さんの家族に一家の預金状況を聞き出そうとしたが、家族は拒否し続けた。
釈放後、わずか1カ月、高さんは以前の勤め先の上司や610弁公室、公安局政保科に、思想改造の文章を書いたり文面に署名したりするよう強制された。その後も、ずっと嫌がらせが続いた。
2010年09月10日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/5/229223.html)
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