四川省:法輪功修煉者が重慶女子労働教養所で受けた迫害
(明慧日本) 四川省重慶市に在住の法輪功修煉者・岳春花さんは、法輪功を修煉しているという理由で不当に労働教養を科された。重慶労働教養所で長期にわたる迫害を受け、左手が不自由となった。
労働教養所は2009年4〜5月の間、病気のない岳さんに病院で全身の精密検査を受けさせ、2千元を使わせた。また病院を変えて同じ検査を行い、病状が見つからない状況下で、強制的に注射や点滴をしていた。岳さんは抵抗したため、重慶女子労働教養所に移送され、夏の間、毎日体罰として軍隊訓練をさせられ、顔が真っ黒に焼けていた。
2009年、四川省長・薄熙来が法輪功修煉者に対する「氷を砕く行動」と題して、迫害強化の指示を下した。そのため、重慶女子労働教養所の警官隊長・陳鷹彦を始め、多くの警官、警官に指示された囚人らが迫害に積極的に加担し、岳さんに対し3日間迫害し続けた。
初日の夜12時ごろ、警官は岳さんを4階の無人室に連れて行き、殴る蹴るの暴行を加え、首を絞め、口と鼻を手で押さえつけ呼吸ができないようにし、岳さんは気絶寸前だった。そして、寒い真冬にも関わらず、服をぬがされ身体に法輪功を誹謗中傷する文言を書かれた。この拷問は朝の4時まで続いた。
翌日の午後、警官らは三階の人がいなくなるのをみて、岳さんを三階に連れて行き、暴行したうえ、耳・口・目に水を注入し、そしてバケツの水を頭から掛け、濡れた床に岳さんを引きずり回してモップ代わりにし、水をふき取っていた。
三日目の午後、長丁霞が率いる囚人3人は、岳さんを二階の部屋に閉じ込め、岳さんが絶食して抗議したのを理由に、上記のような手段で迫害していた。そして、岳さんは一週間あまり、睡眠をはく奪された。
2009年から2010年前半までの間、重慶女子労働教養所に約50人の法輪功修練者が収容され迫害された。中には70歳過ぎの年配者もいて、精神的、肉体的な迫害によって、重い病状が現れたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年09月10日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/26/228828.html)
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/9/7/119871.html)
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