神韻チケットを販売する過程での体験(二)
(明慧日本)実は後になって悟ったのですが、神韻チケット販売のすべては師父の按排であり、この天地が切り開かれてから最も洪大な出来事のすべては、師父の按排なのです。私が考案したあれこれの方法や考え方は、師父の按排に順応さえすれば効果が現れるのですが、そうでなければ道はないのです。師父が救い済度したい人に、私たちは情報を伝えるに過ぎません。ある日、私は電話である人に安いチケットットを勧めましたが、その人はお金がないと思い、見に来てくれればいいと思いました。
しかし、安いチケットは手元になかったので、そのことを言おうとしましたが、電話のむこうでは、どの種類のチケットを買うかについて相談していたのです。そして、彼は今まで家族に安いチケットを買ったことがなく、一番高いチケットをください、と言いました。結果として彼が要求したチケットの枚数は私の手元にありました。
神韻チケットの販売過程において、チケットを売るには、まず自分を清浄にしなければなりません。私は次第に自分の考えや念を観察して、発見した私心と雑念、七情六欲、仕事をする心、歓喜心などを取り除きました。そして、最も純潔な心理状態で神韻を広め、神韻を尊敬するのです。師父が導かれた1人の衆生を大切にし、師父が正法の時期に与えてくださった衆生を救う機縁を大切にしなければなりません。
神韻のチケット販売にあたり、多くの同修は同感していると思いますが、私たちの修煉状態が良いときはチケットが売れ、修煉状態が良くないときは、買いたい人がいてもチケットが売れないのです。なぜならば、神韻のチケットは一般の物品を売るのとは違い、それは私たちが慈悲で人々を救うためのものだからです。
時にいろいろな常人の理屈に面したり、常人の執着心に面したりするとき、それは私たちの執着心が暴き出され、自分の問題点を暴き出しているのです。私はこの数年来、最初のころ、ほかの同修が私のチケット販売を重視していないと言うのをよく耳にし、さらに、女性を紹介してほしいという話もありました。私の身の回りになぜこのような話が出るのかを考えてみたとき、それは自分の空間場が清浄でなかったからだと分かり、内に向けて探し、正念の回数を増やし、自分の言動や行動に気をつけるようになりました。その後、同様の問題は起きていませんが、経済的な問題、時間的な問題、人手が足りないなどの問題が現れました。もし、私たちが常人の繁雑な問題や執着の次元から抜け出し、人心を放下できたとき、常人の難題に直面すると、彼らを助けて物事を決めることができ、彼らが済度されるのを手伝うことができるのです。
去年から私は自己中心に、チケットの流動販売所方式でチケットを販売し、全体の環境から離脱していました。当時は同修とねじれが生じ、交流するときは発表したくなく、同修とも交流したくなく、多くのことが気に入らず、同修に対して不満を持ち、とにかく自分さえ良ければいいと思い、自然と同修との間に隔てを作ってしまいました。それに加えて全体のチケット販売が進まず、自分の同僚や知り合いの全員が購入してくれても、わずかな枚数にしか過ぎない、と焦っていました。
私は繰り返し考えた結果、ニューヨーク地区の同修として、師父の要求と按排に従い、佛学会と協調して、一体になれば、神韻公演のチケットの販売という神聖なる使命を果たすことができるのです。まず自分から変えなければならず、全体が一体となってから、自分が加わるようでは遅すぎると思いました。私は自我を放棄し、積極的に協力して、一体を形成した後、自分の経験をすべて紹介しました。まさに宝物を献上するような気持ちでした。そして、私は数年来積み上げたチケットの販売経験を同修たちに話しました。
この数年の過程を振り返ってみると、活動は自分の人心を放下する過程でもありました。この過程において、自分の修煉がよくできていないため罪を感じ、しばらくの間は自分を閉ざしてしまい、修煉の道で困難を伴い、気が短くなり、とにかく何もかも嫌になりました。今になって分かったのですが、最も美しい生命は他人のために考え、人に指図するのではなく、人と協調するのです。
神韻チケットの販売を通して、自分が浄化されて行くのを感じ、数え切れないほどの悟りを得ました。過去の体験を思い返し、同修と交流するのが私の願いでした。そして、チケット販売所に同修が1人でも増えれば、その場が違うように感じ、皆の心が一つになったとき、チケットが売れるのです。その販売所のチケットの売れ具合は、同修たちの協調の度合の現れなのです。同じ道理ですが、ニューヨーク地区のチケットの売れ行き状況も、ニューヨーク地区の同修の協調の表れなのです。
数年前、ショッピングセンターのチケット販売所で、ある日私はチケットを持ってくるのを忘れてしまいました。販売所に到着すると、2人の同修がいましたがチケットが1枚も売れず、その場は寒々としていて迫力がないと感じました。そして、私はチケットを取りに家に戻ると同時に、同修たちに応援をお願いしました。午後になって同修たちが集まり、小冊子を配る人、正念を発する人、神韻を紹介する人がいて、その場が穏やかになり、勢いが出ました。結果として、午後の交代の時間までに30枚ほどのチケットが売れました。これは多くの同修が協調した結果なのです。
ニューヨーク地区に住む多くの同修は、すでに多くのプロジェクトに参加して忙しくしています。しかし、一部の同修は正法に参加していません。私たちは彼らが私たちと同じように、正法の活動に参加することを待ち望んでいます。神韻のチケット販売は簡単に行うことができ、あなたの環境に合わせて参加することができます。実は、天に通じる道である「神韻を観る」ことは、常人のために敷かれた道ではありますが、チケットを販売する同修のために敷かれた道でもあります。機縁は瞬時に過ぎ去ります。くれぐれも逃さないようにしてください。
佛恩が洪大な偉大なる師父に感謝いたします! 同修に感謝します!
(2010年ニューヨーク地区法会で発表)
2010年09月17日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/8/229352.html)
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