■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/09/17/mh184844.html 



広東省:中学教師に不当判決

(明慧日本)法輪功修煉者・唐文エンさんは2010年3月3日、東莞市第三裁判所で開廷された。7月15日に判決書を受け取り、懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。唐さんは即時に上訴し、家族は唐さんの弁護士に弁護を依頼した。

 唐文エンさん(41歳女性)は青海省で生まれ、1997年に青海省から広東新会中学校に転職し、歴史の担当になった。仕事に対して熱心で、教え方も上手で、同僚と生徒たちから高い評価を得ていた。

 唐さんは、1999年に法輪功を修煉し始めた。しかし、1999年7.20以後、中共(中国共産党)は法輪功に罪を着せ、法輪功修煉者を迫害した。唐さんは法輪功の放棄を拒否したため、職場を解雇された。

 唐さんは2000年に法輪功の陳情のために北京へ行き、拘留された。

 2003年、唐さんは生徒たちに法輪功の真相を伝えたため、深センの警官に連行され、労働教養2年を科され、広東省女子労働教養所で迫害を受けた。

 労働教養所から出た唐さんは、珠海や深センなどの都市に行き、民間の学校で再就職し、2009年には東莞市の学校の教員になった。2009年10月25日、外出して法輪功の真相資料を配ったため、エン田派出所の警官に東莞市第一留置場に強制連行された。家族との面会は許されなかった。

 東莞市第一留置場で唐さんは2回にわたって足かせをつけられ、ベッドの板に固定(ベッド板に仰向きにさせられ、手かせ足かせをかけられて動けず、トイレや食事が自分でできない状態)されたこともあった。

 家族は2010年2月22日、東莞市中級裁判所(高裁にあたる)からの電話を受けた。電話では、2010年3月3日午前10時に東莞市中級裁判所で唐さんに対する裁判を開廷、弁護士をつけることができると告知された。家族は唐さんの権益を守るため、弁護士を雇った。弁護士は、中級裁判所による第1審の事件はほとんど重大な事件で、今回、法輪功の件で裁判が行われるのは非常にまれであると指摘した。

 2010年3月3日午前11時ごろ、東莞市第三裁判所は唐さんに対する裁判を開廷したが、形式だけですぐに閉廷した。家族が依頼した弁護士も傍聴したが、その後、その弁護士は唐さんの家族に「東莞市司法局から、この仕事を引き受けないようと圧力をかけられた」と話した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年09月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/10/229450.html

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