心性を向上させることこそ、迫害を取り除くカギ(二)
(明慧日本)間違った認識三:幸せを求める心
一部の同修は恐怖心に制御されて表に出てこられなくなり、どこに行っても、正々堂々と自分が修煉を堅持していることを示しません。秘かに学法をしながら、中共に分からない状況の下で、その日暮らしをしながら、修煉を終らせようと思い、これで、苦労もせず、正果を得られると思っています。この数年間、迫害された多くの大法弟子はこの類の人たちです。一部の大法弟子は捕まえられず、本当に最後までこうして成功できると思っていますが、結果的に体に巨大な魔難が現れたり、あるいは家庭や仕事の上で邪魔が現れたりして、多くの人は修煉を放棄してしまいました。
師父は時々刻々に大法弟子を見守っておられますが、旧勢力も時々刻々に大法弟子を台無しにさせようと企んでいます。その日暮らしをしている大法弟子は名案で中共を騙せたと思いますが、旧勢力は他の空間ではっきりと見ています。このような弟子を一時期無事に過ごさせるのは、一つは大法弟子に、このような自分を守る概念を強化させて、さらに多くの人を台無しにするためです。もう一つは、それがまだ大規模に不合格の弟子を淘汰するところまで至っていないからです。師父は無断で録音し、録画した弟子について、説法の中で次ぎのように言われました。「旧勢力は今あなたに対して何もしていませんが、圓満成就に向かう最後の段階になると、必ずこのことを理由にあなたを阻みます。そのとき、後悔してももう遅いのです」(『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』)
常人には「ダチョウの心理」という説があります。ダチョウは危険に晒されたとき、頭を草山の中につっこみ、自分が見えないので安全だと思います。私は、いかなる「幸せを求める」心もすべて幻像であると悟りました。佛を修めるという、このような厳粛なことは、その日暮らしをしてできることではありません。修煉の要求を正視してこそ、師父の加持、大法の加持を得ることができ、根本的に旧勢力の迫害を破ることができます。
以上、いくつかの心理状態を述べました。心性の各方面ですべて向上してこそ、真に法を正す時期の大法弟子になることができます。その時になると、私たちは邪悪な迫害を恐れないだけでなく、かえって邪悪は遠くから大法弟子を見ると逃げ出します。ですから、私たちは迫害に直面したとき、必ず、内に向かって探すことを重んじ、自分を修煉し、正々堂々とした大法修煉者になりましょう。
(完)
2010年09月18日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/14/229592.html)
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