日本明慧
■印刷版   

心性が向上した後に


文/遼寧省の大法弟子

(明慧日本)もう半年も過ぎましたが、嫁はずっと私に心性を向上させる機会を与えてくれていたのに、なかなか乗り越えられませんでした。特に、きつい言葉を聞いた時に、「誰に話しているの? 失礼よ」と心の中で思ってしまいます。とにかく、自分が修煉者としての自覚を持たず、いつまでもこのレベルに留まって、悟りませんでした。

 1カ月前に、身体の調子がおかしくなりました。ご飯も食べられず両側の肋骨が痛くて寝るのもままならなくなったのです。10数日間続きましたが、良くなる気配がありませんでした。この時、ある大法弟子が家にやってきました。私の様子を見て、法理において交流し、内に向かって探すことや心性の向上を通じて病業の難関を乗り越えた例を話してくれました。このようにして、私は次第に自分の執着心が分かりました。

 以前は自分をしっかりと修めず、ずっと嫁がわざと挑発したと思い、嫁は私を尊敬すべきだと考えていました。毎日学法をして、勤務先の店にいるときも客が来ない時は学法しましたが、本を読んでも心を修められず、学法と修煉は実際の生活と切り離された状態は、大きな漏れです。邪悪に隙に乗じられるのも当然です。こうして、私は執着を掘り出して取り除きました。

 偶然のようですが、翌日私が家事をしているところに、嫁が「お母さん、こっちに来てください」と言いました。行ってみると、嫁は冷蔵庫を指さして「この冷蔵庫のドアをなぜしっかり締めないのですか? これはきっとお母さんがやったのでしょう。お母さんしかこんなことはしないですからね」と言いました。冷静でいた私はすぐに、師父がもう一度心性を向上させる機会をくださったと悟りました。「私が悪かったわ、これから気をつけるね」と、ほほ笑みながら私は認めました。この態度を見て、嫁はかえって笑ってしまい、空気も一気に和やかになりました。

 そして当日の午後、何回もトイレに行き、多くの良くない物を出して、身体も全快しました。

 今振り返ってみると、とても簡単なことです。こんな小さなことで師父のお世話になって、本当に情けないことです。そして、修煉の厳粛性もはっきり分かりました。私は「精進して、最後の道をしっかり歩もう」と思いました。
 
2010年09月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/5/229242.html

■関連文章
心性を向上させることこそ、迫害を取り除くカギ(二)
師と法を信じて 心性を向上させる(二)
師と法を信じて 心性を向上させる(一)
新年に帰省し、心性の関を越えて向上する
早朝の煉功に厳粛に対処すべき
善の心のみ人を救える
誰を師にするのかは極めて厳粛な問題である
固い正念で同修を救出した経験
同修を助ける中で自分を修める(二)
「こんなに良い人を探すのは難しい」