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台湾の法輪功修煉者、中国陜西省の趙正永・省長代理を提訴(写真) (明慧日本)法輪功への迫害に積極的に加担してきた中国陜西省の趙正永・省長代理の訪台決定に当たり、台湾法輪大法学会は、趙省長代理の到着日の2010年9月13日午後2時、「ジェノサイド」と「国際人権規約」を犯したとして、台湾高等検察署に刑事提訴した。そして、速やかに被告を喚問し事実を確認するよう強く求めた。
趙正永被告は広東省の黄華華・省長が提訴された後、台湾で提訴された省長レベルの2人目の被告人で、全世界法輪功の人権訴訟案件の中で31人目の被告でもあり、また、羅幹被告、陣紹基被告に続き、海外で法輪功修煉者によって提訴された3人目の中国共産党中央政法委員会の委員でもある。 中国共産党中央政法委員会は情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構で、中央から地方まで組織をもつ。法輪功を弾圧するために設置された「610弁公室」は、まさにこの中央政法委員会の弁公室内にある。そのため、法輪功修煉者は広範囲にわたって甚大な迫害を受けてきた。 趙正永被告は10年間、安徽省と陜西省の政法委の書記、及び副省長、省長代理などを務めてきた。積極的に法輪功への迫害に加担し続けた結果、陜西省は法輪功への迫害が最も深刻な省の一つになった。拷問の手口は悪辣で非人道的である。明慧ネットの統計によると、迫害による死亡者は名前が確認されただけでも少なくとも32人に上った。 このように、政法委による人権への迫害に対して国際社会が関心を寄せ始め、すでに「ジェノサイド」「拷問罪」でこれらの犯罪者を起訴した国も出てきた。 今回の趙正永被告の提訴案件について、台湾の立法委員や各界の有識者から大きな支持を受けた。台湾だけでなく、中国の法曹界も関心を寄せている。彼らは、人道に対する罪が人権への冒とくと侵害で許し難い罪であり、法に基づいて処罰すべきだと述べている。 2010年09月24日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/14/229647.html) |
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