■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/09/25/mh262695.html 



黒竜江省:ハルビン市の警官が受けた迫害

(明慧日本)黒竜江省ハルビン市公安局消防隊の元・少佐警察官で、法輪功修煉者の張伝鐸さんは、懲役15年の不当判決を下された。収容先の刑務所では警官からだけでなく、警官に指示された囚人からも残酷な迫害を受けている。張さんの妻・林永梅さんも法輪功修煉者で、張さんと同様に残酷な迫害を受けている。

 張さんは法輪功の修煉を放棄しないとして、1999年12月31日、公安局に不当に解雇された。張さんは2000年11月30日、強制連行されたが、脱出に成功した。しかし、公安局内部で指名手配され、路頭に迷う生活を強いられた。張さんの件に対して中国共産党は3万元の懸賞金をつけたため、警官は張さんの親戚、友人らの自宅を探し回っていた。

 2003年5月19日、張さんは資料作りの拠点にいたところを再び強制連行された。南岡公安局で拘留されている間は、1日茶碗2杯のお粥しか食べさせてもらえず、張さんは痩せこけていった。15年の実刑を科され、ハルビン第三刑務所に収監された。半年後、刑務所は家族に通知しないまま、張さんを牡丹江刑務所に移送した。

 張さんは刑務所の中で、警官らによる法輪功修煉の放棄要求に応じず、警官や一般の囚人から殴打を受けていた。2009年11月、警官の指示を受けた8人の囚人は、張さんを囲んで暴行し続けた。張さんは重症を受け、悲惨な姿になった。そのため、警官らは迫害の事実を隠そうとして、家族の面会を拒んでいるという。

 張さんの妻・林永梅さんは、1999年に法輪功を修煉し始め、ハルビン製薬会社の職員だったが、法輪功を修煉しているとして会社を解雇された。2000年末、警官らに強制連行され1年の労働教養を強いられた。

 張さんは2004年、元の会社から復職させるとして会社まで来るように言われた。しかし、それは張さんをおびき寄せるための嘘で、張さんは会社に到着すると待ちかまえていた警官に拘束され、強制連行された。そして、法輪功修煉者を迫害する専門施設である五常洗脳班に送られ、迫害された。そこで非人道的な拷問を受け、林さんは精神が崩壊したため解放された。林さんの娘さんは重病で看病が必要なうえ、経済的にも困窮している。

 中国共産党による輪功修煉者への迫害は、法輪功修煉者だけでなくその家族にも傷害や苦痛を与えている。
 
2010年09月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/21/229918.html

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