遼寧省:盤錦刑務所は法輪功修煉者の家族の面会を拒否
(明慧日本)遼寧省大連市に在住の法輪功修煉者・呂開利さんは盤錦刑務所で残酷な迫害に遭い、現在は生死不明。家族が面会に行っても理不尽に拒絶されているという。
呂さんは技師で、「真善忍」への信仰を堅持したとして、かつて2回も労働教養を言い渡され、残虐な拷問で苦しめられた。2006年4月には懲役10年の不当判決を下され、盤錦刑務所の5区に監禁された。
呂さんは盤錦刑務所の5区に監禁されてすでに5年の迫害を受けている。今年8月、家族が面会に行った時、呂さんの頚部と胸に電気ショックの拷問跡が広く残っているのが見えた。その時、見張りで同伴していた5区の5隊長・劉文振は「彼が自分で火傷した」と家族に嘘を言った。家族が再三問い詰めると「帰ってから調べる」と話を濁した。
最近の情報によると、呂さんは迫害されて入院したという。家族が9月17日に面会を求めたところ、5区のリーダー・劉嶺は「呂開利は紀律に背いたため、今は拘束中なので、上司から面会禁止と言われている」と言った。それに対して家族は、どんな規律に背いたのか、上司は誰なのかを聞いても、答えはなかった。家族は5区の区長室に行って尋ねると、宋万忠も「呂開利は紀律に背いたため、今は拘束中なので面会禁止」とその原因については答えなかった。ただ「用事があるときは家族に知らせる」と言って慌ただしく離れて行った。
この数年来、盤錦刑務所5区で迫害され死に至った法輪功修煉者は多数いる。葫芦島市連山区の法輪功修煉者・黄立忠さんは2009年10月に5区の監区長・王健軍に迫害されて死に至っている。そのとき、5区は黄さんが紀律に背いたことを罪名にして、隔離して迫害し、家族との面会も拒否していた。現在、呂さんの生死は不明であり、状況は非常に緊迫している。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年09月26日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/22/229988.html)
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