法律を利用して、真相を伝える
文/中国の大法弟子
(明慧日本)数年前、地元の大法弟子が「610弁公室」に拘禁されました。「教育期間」は普通2カ月以上で、またその家族から4000元(一般の人の半年分の収入)のいわゆる「研修費」を徴収しました。お金を出せば監禁される期間が短くなり、そうでなければ長くなります。ある大法弟子の家族は収入がわずかで、そのお金を出すことができませんでした。
ある大法弟子は正念が強く、家族にお金を出したり、コネを頼ったりたりしてはならないと何度も言いました。ある大法弟子はこのように話しました。「彼らのお金はすべて大法から搾り取ったものであり、われわれ自らが彼らに金を渡すのは間違っています。そうすれば、邪悪はさらにはびこって大法弟子を迫害し、大法弟子の財産を巻き上げようとします。私はここから出ないばかりでなく、一文も出しません。ここで多く発正念をします。他の大法弟子も同じようにすれば、邪悪は敢えて大法弟子を長期に監禁することはできなくなります」
これは迫害を認めず、正念で迫害から堂々と正面切って抜け出した事例です。現在、少なからぬ大法弟子は弁護士に依頼し、邪悪を暴露し、震え上がらせて、自らの合法的権益を守ります。この問題について、自分の観点を少し述べてみたいと思います。
一、大法弟子は自分の法律に対する意識を高め、知識を豊富にすべきです。今は、邪悪の要素は他の空間ではほぼ消滅され尽くし、現在では中共の少数の悪人だけが凶暴です。しかし、彼らも極めて臆病になっており、したことが暴露されるのを恐れています。したがってこの時、われわれはもっと胸を張って正々堂々と中共の法律で邪悪を怯えさせるべきです。われわれが法律で罪を問えば、世の人々は大法弟子が間違っていないこと、邪悪に罪があることが分かるでしょう。法律で罪を問わなければ、それらは引き続き大法弟子を迫害するかも知れません。
二、かつて公職を解雇され、辞職させられた大法弟子は法律で自分の権益を守り、自分の職務を取り戻すべきだと思います。当時、関連部門の決定が間違ったためであり、われわれは何の違法な犯罪行為もしていません。このように要求することも、大法弟子が間違っていないことを証明することで、会社の上層部に大法を実証し、真相を伝える過程でもあります。
三、邪悪による家宅捜索、財産の没収、連行、また拷問による自白の強要、不当に労働教養を科せられた大法弟子は、条件が整えば、弁護士に依頼して告訴することもできます。条件が十分でない同修はそれぞれの部門に告訴し、同様に、裁判所で立件することも可能になります。それらのことを行う過程は同時に、真相を伝えることにもなり、邪悪を震え上がらせることができます。
四、迫害されている大法弟子の家族に伝えたいことがあります。「怖くて、あるいは他の原因で自分の権利を諦め、ただ消極的に待っていて時間を引き延ばすのは、自分の肉親を害するだけでなく、状況を悪化させる可能性があります」
師父は次のようにおっしゃいました。「どこかに問題が現れたら、それは真相を伝える必要のあるところです」(『二〇〇三年旧正月での説法』) 私は中国大陸の大法弟子に法律で真相を伝えることを提案します。これは、われわれが全面的に世の人々を救い、邪悪を怯えさせ、そして、正々堂々と真相を伝える新たな領域を切り開くことにもなります。
2010年09月26日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/22/229957.html)
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