雲南省:法輪功が迫害されている実態を述べた2人の老人が強制連行
(明慧日本)雲南省昆明市に在住の2人の法輪功修煉者は2010年8月、法輪功が迫害されている実態を人に伝えたことで、当地の警官に強制連行され、相次いで3箇所の派出所に拘禁された。そのうえ、警官に金銭をゆすり取られた。この期間、雲南船舶会社が迫害に加担したという。
雲南船舶会社の定年退職員・田艶華さん(62歳女性)、李秀英さん(61歳女性)は2010年8月20日に、当地の市場で法輪功が迫害されている実態を人に伝えたことで通報され、水海子派出所に強制連行された。
2人は当派出所で身体検査をされ、証拠がないまま取り調べを受けた。また、田さんは椅子に縛られ、李さんは手錠をかけられたまま殴られた。そのうえ、トイレに行くことも禁止された。
2人が取り調べに抗議したため、警官は自ら記録を記入し、サインを強要した。2人は警官に「私たちは法輪功を修煉して、どの法律を犯したのですか? 私たちを逮捕する証拠が何かあるのですか?」と詰問した。警官は何も答えられず、「上司の意思に従っているだけだ」とだけ言った。
そのほか、警官らは当日の午後5時過ぎ、2人の自宅に侵入し、家財を没収した。夜9時に、2人を病院に送って体を検査させ、迫害を加えようとしていた。しかし、田さんは肝硬変、腎臓結石、李さんは240の高血圧だと診断された。そのため、留置場側は2人を拘留することはできなかった。警官は、家族に1000元と300元を検査費用としてゆすり取ってから、2人を釈放したという。
2010年09月27日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/26/230166.html)
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