■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/10/01/mh020125.html 



電話で真相を伝えた体験(一)

文/日本の大法弟子

(明慧日本)昨年、ニューヨーク交流会の電話チーム(大法弟子が監禁されている労働教養所あるいは一般人に電話をして真相を伝えるチーム)の交流会に参加した後、とても感慨深いものがありました。帰国後、私も電話で同修を救出することに決めました。ふだん、私は仕事を終えてから入国管理局に行き、真相を伝え、三退を勧めています。
 
 昨年から、火曜日は家で真相の電話をかけています。ちょうど電話をかけようとした時、突然パソコンが固まり、身体の具合も悪くなり、身動きができないかのように感じました。そのとき、電話で人を救うことの重要性が分かりました。「誰も私を妨害することはできない。私は電話で人を救い、同修を救う」という堅い一念を持って、多く発正念し、学法し、煉功をしました。次の火曜日からは全てが正常に戻りました。入国管理局に行かない日は必ず電話をします。このようにして1年間続けてきました。
 
 『転法輪』の中で師父は次のようにおっしゃいました。「歯を抜くのが目的ではなく、自分の水薬を売るのが目的です。その水薬は濃い黄色の気を発していました。歯を抜く時、水薬の瓶の蓋を開け、頬を隔てて病んだ歯に向けて、外から水薬の黄色の気を吸わせます。水薬はほとんど減っておらず、再び蓋をしてそこに置きます。それからポケットから一本のマッチ棒を取り出し、薬の宣伝をしながら、病んだ歯にマッチ棒を当て、ちょっと横に動かすと、歯がポロリと落ちました」 この中から私は悟りました。大法弟子を救出するのを目的とするのではなく、真相を伝え、衆生を救うことが目的です。一回一回の電話で邪悪を取り除き、取り除かれると衆生は分かるようになり、大法弟子もすぐ救出することができます。電話をすることは積極的に邪悪を取り除き、怯えさせることです。そこで、毎回電話をする前に発正念をして、いたる所の全ての邪悪な生命と要素を取り除きます。
 
 電話をかける過程も修煉の過程です。初めの間は、闘争心、恐怖心、求める心などいろいろありました。第1回目の時は、事前に下書しておいたものを見ながらそのまま読みましたが手が震えました。電話の中で罵られたら自分の心も動じます。絶えず自分を修め、これらの心は電話をかける過程で次第に少なくなっていきました。
 
 労働教養所に電話した時は、出ないことがほとんどでした。大法弟子への迫害が最も残酷な馬三家労働教養所にある日電話をした時、相手の最初の言葉は「さっきの電話もあなたですか」でした。そうではないと言い、続けて話し始めました。相手は私の話をすべて聞き、最後には真相が分かって三退しました。もし、以前の何回もの出ない電話の邪悪を徹底的に取り除いていなければ、彼は出なかったかも知れません。毎回の電話はそれぞれに作用するのです。相手が電話に出ても出なくても、それはわれわれの正念によるものであり、正念で邪悪を取り除きます。人を救いたい、さらに良くそれを行いたいとの心があれば、師父は加持してくださいます。
 
 しかし、たまに頭の中に「それは役に立ちますか?」などと消極的な念が湧き出てきます。内に向かって探してみると、それは求める心でした。面と向かい合って相手が三退すれば効果はすぐ見えるのですが、電話では、すぐに脱退する人は少ないのです。求める心を捨てて、できるだけ無為で、何も求めず、そうすれば自ずと得るのです。
 
 (続く)
 
2010年10月01日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/26/230172.html

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