日本明慧
■印刷版   

四川省:チラシを配布しただけで法輪功修煉者が労働教養所で拷問される

(明慧日本)四川省重慶市チ江県に在住の法輪功修煉者・張剣鋒さん(30)は、1998年に新疆でアルバイトをしていたとき、ある偶然の機会に『転法輪』に出会ったことがきっかけで、法輪功の修煉を始めた。学法と煉功のおかげで心身ともに恩恵を受け、いつも法輪功の師父に対する感謝の気持ちを持っていた。しかし1999年7.20、中共(中国共産党)は法輪功への迫害と法輪功修煉者に対して弾圧を始めた。張さんは多くの法輪功修煉者と同じように、政府に法輪功は無罪であることを訴えたため、迫害された。

 張さんは法輪功の素晴らしさを政府に伝えようと北京へ行ったが、警官に連行され、地元のチ江県留置場に1カ月拘留された。2001年4月、張さんは法輪功が迫害されている事実を記したチラシを地元で配ったため、法輪功を誤解している人に通報された。張さんは県病院に入院している母を見舞いに行くためバスを降りた途端、警官によって当地の派出所に強制連行された。派出所で、警官らは張さんの両腕に手錠をはめて窓につなぎ、2本のスタンガンを使って、10数分の電気ショックを与えた。張さんから他の法輪功修煉者の情報を得るためだったが、張さんは「私たち修煉者は良い人で、もっと良い人になりたいだけであり、法輪功の修煉は法律を犯していません。あなたたちの行為は犯罪です。悪には悪の報いがあります」と言った。

 翌日、警官は、張さんを窓の高いところに手錠をかけて吊り上げた。張さんは足先が地面に少ししかつかず、手錠が手首に食い込んで血が流れ、意識を失ってしまった。

 2日後、張さんはチ江県留置場に連行された。警官は受刑者らに指示して、張さんを激しく殴ったため、いまだに張さんの耳は聞こえない。張さんは、死人ベッドに2日縛りつけられたこともあった。警官の池祥は、張さんの片方の腕を肩から後ろに回し、もう片方の腕を腰から背中に回して手錠をかけ、手錠を上に上げたり、左右に引っ張ったりして、手がちぎれるほどの残酷な苦痛を張さんに与えた。

 その後、張さんは重慶西山坪労働教養所に移送された。労働教養所では警官に「三書」を書くことを強いられたが、張さんは書かなかったため、警官は麻薬犯を利用して、交替で張さんを監視させ、朝4時まで睡眠を許さず、朝6時半に起こして立たせることが1カ月以上も続いた。

 ある日、黒板に法輪功を貶すことが書かれ、張さんは消そうとしたが、監視している麻薬犯に殴られ、頭を足で踏まれ、半月も独房に監禁された。

 重慶西山坪労働教養所で数人の法輪功修煉者が迫害され、死亡したと聞いた張さんは、他の修煉者と一緒に断食をして抗議を行った。

 張さんは2007年、自宅に帰る列車に乗っていたとき、警官に荷物検査をされ、法輪功の関連書籍などを没収され、10数時間拘留された。
 
2010年10月03日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/27/230192.html

■関連文章
四川省:法輪功修煉者が重慶女子労働教養所で受けた迫害
重慶市:労働教養管理局と労働教養所が法輪功修煉者の転向を企む
重慶市:年配の法輪功修煉者・唐世容さんが失踪して4年、消息不明(写真)
四川省:重慶女子労働教養所は修煉者を残酷に迫害(写真)
吉林省:法輪功修煉者は死人ベッドに18日間手錠ではめられる
吉林省:黒嘴子労働教養所で法輪功修煉者が受けた拷問
重慶市:迫害され危篤に陥った法輪功修煉者、再び労働教養に
湖北省:法輪功修煉者が迫害され半身不随
四川省:法輪功修煉者が労働教養所で迫害される
重慶市:11歳の少女が迫害され行方不明(写真)