日本明慧
■印刷版   

法をよく学び、すべきことをしっかり行う(一)


文/中国の大法弟子 小荷

(明慧日本)私は22歳の時に法輪功の修煉を始め、すでに15年が経ちました。1999年から法輪功はひどい迫害を受けるようになり、2005年ごろから状況は変化してきました。
 
 三つのことをしっかり行う
 
 私は離婚し、9歳の女の子を育てています。仕事はとても不安定ですが、修煉者ですから、心理状態は比較的良く、仕事が原因で修煉を妨害されたことはありません。仕事が少ない時、家で集中して学法します。心を落ち着かせて、学法ができるのはとても幸せです。『転法輪』以外、師父が海外で説法されたすべての経文は十数回読みました。繰り返し師父の説法を読むにつれて、迫害によりもたらされた重圧感はなくなり、次第に気持ちが軽くなります。真相を伝える時の気持ちも変わってきました。以前は、大法の素晴らしさや中共が法輪功に対して広めたデマなどを人々に伝えようとして、注意もせず、相手が理解できるかどうか、効果があるかどうかさえも考えませんでした。それに比べて、今は知恵が増し、効果も自ずと良くなりました。
 
 私たちが「法輪大法は素晴らしい」と伝えているのは、人々に大法の善良な、慈悲な内包を理解してほしいからです。どうすればこの目的を達することができるでしょうか。私たちの修煉状況と密接に関係しています。私たちが常人と接する時、もし、いつも相手のことを考えているならば、師父がおっしゃった「平素から慈悲の心を保っていれば」(『転法輪』)、人々に真相を伝える時、相手は比較的受け入れやすくなります。たとえば、私が教えたことのある数人の生徒は三退しただけでなく、『転法輪』も読みました。ある日、生徒たちに「あなたたちの夢は何ですか」と聞きました。みんなは答えた後、私は「先生の夢は何だと思いますか」と聞きました。生徒たちは思いがけず、ほとんど一斉に同じような答えを言いました。「先生の夢は全世界の人々が幸せになることです」生徒たちがこのように答えたのは、普段、私が伝えたいことを生徒たちはすべて正確に受け取っているからです。ですから、私が真相を伝えているとき、生徒たちは聞きたくなるのです。
 
 法を学ぶにつれて、大法弟子は常人の中でどんな役割を担うべきかがはっきりと分かってきます。私自身の状況から、私はいくつかの点で工夫をしています。三つのこと、仕事、子供のことです。師父は次のようにおっしゃいました。「実は大法弟子の生活はすでに修煉と一環一環、緊密につながって溶け合っているため、自分を緩めてしまったことは、すなわち修煉を緩めたことになります」(『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』)三つのことをしっかりと行う中で、常人のことをする時、修煉者としての考えや行為を保ち、常人の状態ではありません。
 
 経済的にあまり余裕はありませんが、しかし、資料を作るために必要な簡単な設備を買いました。インターネットを利用して、CDや本を作ります。作るのは私はとても早い方です。教えてくれる人がいないので、一人でマスターしました。他の人にも簡単な技術的な問題の処理を手伝っています。資料を作るには時間が必要です。私は普段、遊びに行く時間はなく、放課後、子供を塾に連れていく時間もありません。
 
 資料拠点以外に、私は真相を伝えるプロジェクトに参加しています。このプロジェクトはかなりの時間を要します。たくさん時間があっても足りない感じがします。頭も疲れるし、体力も使います。とても重要ですが、参加する能力のある人は少ないのです。能力のある人はやるべきだと思いますが、しかし、本当に疲れます。時にはとても口惜しく思います。一人で子供を育て、三つのことをしっかりと行っています。しかし、することはたくさんあり、仕事はしっかりとしなければならず、どうしてこんなに負担が大きいのかと思います。この時、消極的になり、怠けてきて、何もやりたくなくなります。師父に対して、「なぜこんなに高い要求をされるのですか」と不平を言い、さらには涙を流します。これらの考えが出てくると、すぐにプロジェクトをやる速さと効果に影響し、消極的な状態に陥ります。そして、正念がなくなります。この時は、学法に集中し、師父の説法ビデオを流します。師父を拝見すると、心が落ち着き、師父が良くない物質を取り除いてくださいます。このようにして通常の積極的な状態を取り戻します。最近、このような状態を何回か繰り返しています。
 
 (続く)
 
2010年10月08日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/29/230289.html

■関連文章
「三つのこと」をしっかりしながら精進する(一)
家庭環境をきれいにすることについて(一)
同修の間で互いに注意し、助け合う必要がある
ある青年大法弟子の修煉物語(二)
同修を助ける中で自分を修める(一)
修煉の道で後悔のないよう執着心を取り除く(二)
修煉の道で後悔のないよう執着心を取り除く(一)
グループ学法の環境を大切にする
内に向けて探し 学法を最優先する
法の中で自分を浄化する(三)