懲役13年の不当判決を受け、監禁された法輪功修煉者が消息不明
(明慧日本)黒竜江省肇東市の法輪功修煉者・朱力軍さんは2002年に懲役13年の不当判決を言い渡された。しかし、未だに無実ながらも呼蘭刑務所で監禁され続けている。
朱さんは法輪功を修煉する前は街のチンピラで、よく人と喧嘩をしてした。債務の問題を朱さんに依頼すれば、ほとんど解決していた。しかし、朱さんは法輪功と出会って以来、「真・善・忍」の信条に従って自己を律して、悪人だったのが周囲に認められる良い人に変わった。
朱さんは他の修煉者とともに、法輪功が中共(中国共産党)に迫害されいてる内容を暴くチラシを大量に作った。2002年2月22日、朱さんと共にチラシを作っていた・高景雲さん・谷亜栄さんが半月ほどずっと見張っていた警官に連行された。
当時、警官らは朱さんをベッドに手錠で掛けたり、谷さんを壁にぶつけたり、高さんを押さえつけたりした。プリンタ、印刷機具、消耗材、横断幕なども没収された。
ハルビン市公安局で、警官・劉維忠は刺の付いたベルトで朱さんに鞭打ちを強行した。次に、高さんに対して強力な水柱で打ったうえ、ビンタを食らわせた。同局局長・楽忠山の指示で、手錠を掛けられたまま頭を押さえつけられた谷さんに、さらに深刻な苦痛を加えるよう両足を左右に極限まで引っ張った。
連行の翌日、朱さん3人は肇東留置場へ移送された。その後、3人に対して繰り返し秘密裏に裁判が行われた。その間、高さんが自分の支払った5,000元の保釈金のことで趙仁武に詰問された。実は、保釈金は任と劉に着服されたが、趙はそれを知らされないまま二人に騙されていた。高さんは拳銃をつきつけられ、保釈金のことを言えと脅された。結局、趙は高さんが何も答えないのが気にいらないとして、鉛筆の先端で高さんの鼻と口の間に差し込んでけがを負わせた。
4カ月後、高さんと谷さんは懲役3年、朱さんは懲役13年の不当判決を下された。前者二人はハルビン市省女子刑務所へ移送されたが、朱さんは呼蘭刑務所に収容された。
上記の迫害に加担したのは、留置場の長・任建升、看守・劉維忠、副公安局長・楊毅、610弁公室・趙仁武ら十数人である。
2010年10月12日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/6/230641.html)
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