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石家荘女子労働教養所で法輪功修煉者が迫害され危篤

(明慧日本)河北省保定市の法輪功修煉者・牛慧敏さんは2010年6月12日、警官により自宅から石家荘女子労働教養所へ強制連行された。監禁されていた間、牛さんは迫害され重体に陥った。牛さんの夫は一時出所による治療を要求したが、相手にされなかった。
 
 労働教養所で牛さんは脳への供血不足や心臓病、さらに足に重傷を負うまでさんざん迫害された。そのうえ、トイレへ行く時に人に担がれるほど自力で生活ができなくなっり、日ごろから嘔吐を伴い、酸素の補給を必要とする日々となっていた。こうして、令状の提示もなく監禁され、数カ月が過ぎた。
 
 他地区で働いていた牛さんの夫はその3日後、妻が連行されたことを知らされた。牛さんの夫は610弁公室へ行き、主任・商士久に牛さんの状況を尋ねた。商は「今回(連行の当日)の逮捕行動は私たちには分からなかった。任務が終わったあと、リストを見て初めて、誰が捕まえられたか分かった」と答えた。続いて、公安局の国保(国家安全保衛)大隊に尋ねたが、何の回答もなかった。
 
 牛さんの夫は危篤に陥った妻の状況を公安局に訴え、一時出所による治療を申し出たが、同局は施設に送り込まれた人に対してはかかわりがないと答えた。また、石家荘女子労働教養所に事情を述べ、5、6回一時出所を要求したが、出所する条件に合わないと返されたり、面会すら許されなかったりした。また、学校に通っている牛さんの子供もほぼ毎日、同所に電話で母親に会いたいと自分の思いを伝え続けた。しかし、結果として、いずれも相手にされなかった。
 
 牛さんは保定市定興県の綿麻会社の職員だった。失業後、わずかな給料で娘と息子を扶養していた。2001年末から2002年春の間、洗脳班で監禁されたが、迫害により命の危険に晒されたため、釈放を許された。それによって、牛さんの夫は、妻が受けた理不尽な迫害を訴えるチラシを配布したという理由で懲役6年の不当判決を言い渡された。
 
 望定興県の法輪功修煉者たちや家族は、牛さんの安否を心配し、一日も早く戻ってくることを願っている。
 
2010年10月14日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/10/11/230816.html

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