■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/10/14/mh154217.html 



「大紀元」の広告営業を務める中での体験(二)

(明慧日本)三、広告営業を行ってきた過程
 
 広告営業を行おうとしたある同修は、どのように取引先の考えをつかむかを聞きました。「まず取引先にあなたの心を見せてあげます」と他の同修が答えました。そのとおりです。修煉者がやっているすべてのことに修煉そのものが入っています。広告セールスマンの心構えはとても重要で、取引先は私たちの心を感じることができます。常に修煉者が持つべき心構えを保つのは、広告営業において肝心なことです。
 
 1. 常に真相を伝える
 
 私の一部の取引先は、実は大紀元に対してあまり深く知らず、ないし誤解しているため、中国共産党の妨害を恐れて、他の中国語メディアには広告を出しますが、大紀元に出す勇気がありません。彼らがどのような思いを持っているかに関わらず、私は一概に根気よく彼らと連絡をとって、時には友達のように電話をかけて挨拶をしたり、大紀元のパーティーに誘ったりします。このようなやり取りの中で、大紀元はどのような新聞社であるか、大紀元の理念、大紀元はどうやってここ数年で世界で最も大きな多言語紙にまで発展を遂げたか、大紀元に広告を出すことは彼らにとってどんな利点があるかを少しずつ説明します。
 
 一方、常人の考えは不安定なもので、中共の妨害も至るところに隠れているので、取引先に絶えず真相を伝えて、はじめて取引が長く続けられるようになります。例を挙げましょう。D社は最初3カ月だけの広告を出してみましたが、わずか1カ月半で、社長は大紀元と知った後で広告を中止しました。それから私はずっと社長に真相を伝えて、1年後、D社はまた大紀元にグローバル広告を依頼してきました。
 
 2、多く発正念して、妨害を取り除く
 
 取引先と接触する中でいつも発正念をし、取引先の背後の邪悪要素を取り除くことが大切だと思います。例えば、E社と広告の契約を成約する直前、突然、社長は電話を受けて、電話の相手は大紀元の悪口をたくさん言いました。社長はすぐ私に、「ごらんのとおり、くれぐれも大紀元だけには広告を出さないようにと友人が忠告してきています」と言いました。社長はずっと電話で話して、契約するかを迷っていました。彼の背後の邪悪要素を取り除くように私は黙々と発正念しました。結局、私はE社に11時から午後5時までいて、最後には契約を成約させました。それから、E社も私の大手取引先になりました。
 
 3、取引先に良いサービスをし、取引を長く続けていく
 
 会社規模が大きいか小さいかを問わず、私はすべての取引先の商品を真面目に研究します。資料を読んでも分からない場合、分かるまで何度も会社を訪ねます。それから、商品の特徴と優れたところを見出して、デザイナーと一緒に質の高い広告を作ります。
 
 一つの広告デザインを作るにはとても時間がかかります。取引先が他のメディアに載った広告をそのまま使ったら楽ですが、私は一度もそうしたことはありませんん。例えば、取引先のF社は、自ら10種類の広告をデザインしたのですが、私は一つも使っていません。「広告の効果を考えて、これらデザインはベストではない」とF社に説明しました。F社の商品は大変良いと思っています。商品に関する資料は何冊もあって、どれも20ページぐらいあります。私は多く時間をかけて、すべての資料を読みました。広告が出た後、とても反響が良くて、他の大紀元支社にも出すようにF社から依頼がきました。一方、別のメディアに出したF社自らデザインした広告は反響が良くないため、1か月後に中止したそうです。
 
 また、7年以上付き合ってきた大手G社の例を挙げましょう。当時、他の新聞に出した広告の効果が良くないため、私に依頼してきました。わずか3カ月で、広告の反響がすごく良かったため、G社は大紀元の全支社に広告を出すことを決断し、私と年間10数万ドルの契約を結びました。先日、G社の社長は私にメールを送って、「一般より抜きん出ている」と書いて私の仕事を褒めました。
 
 もう一つ私のグローバル取引先・H社の社長は「あなたの広告は我々の想像を超えるほど素晴らしい」と言い、中国国内に駐在する彼女の夫は、「大紀元は浄土のようだ」と評価しているそうです。
 
 I社はかつてすべての広告を代理店に依頼して、多くの新聞に4分の1版のカラー広告を出していますが、なかなか大紀元と取引をしません。7カ月あまり私は断られ続けました。ある日、私は自分がデザインした2分の1版の白黒広告と契約書を一緒にI社社長の前に並べました。社長は広告の原稿を見てとても驚いて、契約書を一文字も直さずにサインして、広告代理店を経由せずに私と成約しました。それから、I社も全米の多くの支社に広告を出しました。
 
 たくさんの取引先は最初会った日から今日まで、長年ずっと大紀元に広告を出してくれています。取引先に長く信頼されるには、真面目さ、責任感が大切ですが、最も重要なのはやはり、広告が良い効果を収められるかです。他の新聞にない優位性を持って、広告を通じて取引先に利益をもたらすことができれば、広告の必要性を感じ、その会社はきっとあなたに依頼してくると思います。
 
 (続く)
 
2010年10月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/9/229354.html

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