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歌を通して法を実証して衆生を救う


文/中国の大法弟子・新生

(明慧日本)師父は『二〇〇三年アトランタ法会での説法』で次のようにおっしゃっています。「衆生を救い済度することは皆さんの現在の生活の中の全ての出来事に含まれています。もし皆さんがみなその重要性を認識し、はっきりと認識することができれば、更に多くの衆生を救い済度することができるかもしれません。現在世の人々も徐々に目覚めつつあり、このとき真相を伝えればその作用は更に大きくなります。邪悪にとって、それらの居場所がますます小さくなります。ですから、皆さんは必ずこの問題に対してはっきりと認識しなければなりません」 ですから、私たちは一つ一つの環境を上手に利用して、あらゆる方法を利用して大法の真相を伝え、衆生を救い、共産党文化を解体しなければなりません。

 同修のAさんは、息子が結婚するので、同修のBさんに司会者を探してほしいと頼みました。Bさんの息子の結婚式のときに、大法の歌を三曲歌い、とても評判がよかったそうです。Aさんも息子の結婚式で大法弟子が創作した歌を歌いたいと話し、Bさんも賛成しました。Aさんは大法弟子の歌は衆生を洗脳した共産党文化を取り除くことができ、思想と身体を浄化して、今後真相を伝えることや、「三退」を勧めるための基礎作りになると思ったそうです。
 
 同修たちはBさんが手配した司会者に、法輪功の真相を伝えました。司会者は、「法輪功修煉者はみな善い人ばかりで、私は法輪功を支持します。共産党は悪いことをしすぎていますね。汚職もしているし腐敗しきっているため、だから最近は天災が多いのです」 と話しました。そして翌日に打ち合わせをするので、歌う人も一緒に来るように言いました。この後も楽しく歓談し、別れるときに、『神韻芸術団』の合唱DVDをプレゼントすると約束しました。最後に司会者は結婚式の日に、全面的に協力すると約束してくれました。

 その後、戻ってから同修たちは成功に向けて交流しました。まず成功させるためには、基点を正しくしなければならず、歌を披露するために歌うのではなく、衆生を救うために歌うのです。結婚式の前日まで同修たちは集まり、三回ほど歌の練習をしました。
 
 結婚式の前日、司会者は伴奏してくれるバンドを連れてきて、一緒に練習しました。このとき歌に参加しない同修は、近距離で発正念をしていました。私たちは慈悲と穏やかな表情で歌い始めると、司会者をはじめプロの歌手も絶賛し、私たちが歌った歌はとても素晴らしいと言ってくれました。
 
 この時、Aさんの親戚が、結婚式でこのような歌を歌うと、公安局があなたたちを逮捕しに来るので、歌わない方が良いと言いだしました。真相を理解した司会者が上手く説得してくれ、その場は穏便にすみました。
 
 式の当日、同修たちは控え室に集まりました。ある同修は、新郎、新婦をはじめ、新婦の母親、新郎の叔母さんが、大法の歌を歌うのを反対していると言いました。新郎は司会者に次のように話したそうです。「今日は時間があまりないので、すべての歌をなしにしましょう」 この話を横で聞いていた同修たちは、この話に動揺することなく、衆生を救う機会を失わないようにすぐ発正念をしました。ちょうど発正念している最中に、ある同修は別の同修に次のように耳打ちしました。式場に邪悟者が数人いて、一番前のテープルに座っているということでした。このことを同修たちに伝え、ほかの空間の邪悪による妨害を取り除くよう念じました。みなが黙々と発正念し続け、必ず大法の歌を歌って、衆生済度を成功させるよう、強大な正念を発しました。
 
 常人社会のすべては大法弟子を中心に回っています。そこで歌う同修たちは、歌う準備をし始め、歌うかどうかは大法弟子が決めることだと思っていました。すると、司会者はすぐ私たちのところにやってきて、あなたたちの歌う番ですよ、どうぞステージに上がってくださいと言ってくれました。大法弟子たちは穏やかな表情でステージに上がり、慈悲の心で大法の歌を歌いました。大法弟子の強大な正念によって正念の場を作り上げ、師父の手助けにより、不可能なことを可能にしたのです。まさに師父が『ロサンゼルス市法会での説法』でおっしゃったように、「町をパレードしたとき、たくさんの人が見物していましたが、そのとき、私は常人の考えを見ていますが、彼らはただ呆然としていたのです。(皆笑って) 特に中国人は、ぼうっーとして見ていて、考えはなくなったのです。どういうことでしょうか? 良くない考えは全部、一掃されてしまったからです。しばらくして、我に返って、(拍手)『あら、法輪功は本当に素晴らしいです』と言うのです」 ここで私たちは大法弟子が歌った歌の威力を見せ付けたのです。

 大法弟子の歌声によって、大法弟子が作り上げた強大なエネルギーの場によって、数人の邪悟者も震撼を受けたようで、本性の一面が目覚めたようでした。そして、興奮した様子で大法弟子に握手を求め、なんという歌ですか?教えてくださいと尋ねてきました。今まで同修たちは邪悟者を目覚めさせようと、どれだけの時間を費やしてきたのでしょうか。どんな手を尽くしても彼らは何も変わりませんでした。しかし、大法の歌が彼らの迷いを目覚させたのです。

 今回の活動は衆生を救っただけでなく、邪悟者も救ったのです。これらは師父の手助けがなければ当然できなかったことで、結婚式に参加した同修は感激の涙を流し、師父の広大な慈悲を深く感じ取ることができました。このような広大な慈悲のもとで私たちは放下できないものがあるのでしょうか? 精進して、さらに精進し、再精進し、多くの環境を利用して衆生を救い、あらゆる有利な条件を利用して大法を実証し、限られた時間の中でできるだけ多くの衆生を救いましょう。
 
2010年10月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/3/230459.html

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