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「マイナス思考」を取り除く


文/中国の大法弟子

(明慧日本)物事を考える際に、私はいつも「マイナス思考」になりがちです。まず、どのような困難があるのか、それはどれほど大きな困難なのかと予想し、ずっとこのような考え方をしてきました。最近、仕事を探しているときも、非常に難しく、とても重圧感が強く、うっとうしい毎日を過ごしていました。

 先日、親戚から電話があり、仕事の話をしたいと言われました。私は電話を切るとすぐ、これは難しい、本当に難しいと思い、止めた方がいいとまで思いました。このような考えはよくないと分かっています。しかし、なかなか排除できず、それがずっと頭の中にこびりつき、親戚に会いたくありませんでした。

 この「マイナス思考」はどこからきたのでしょうか。これは執着心であり、私が行っている三つのことに対しても、すでに悪影響をもたらしています。この良くない物質は次第に大きくなり、魔難となったのです。今の私は修煉者としての喜びや穏やかさはなく、慈悲の状態ではありません。この思考は真の私のものではありません。私はそれを認めません。さらに、私はそれをできるだけ早く取り除かなければならないのです。 

 内に向かって探すと、それは後天に形成された観念だと分かりました。今、師父がこのことを私に気づかせたのは、私にそれを取り除いてほしいからです。私は今のチャンスを逃さず、その思考をしっかりと抑え、それを根こそぎにして、必ず取り除かなければならないと考えました。そこで、神通力をもって強大な正念を発し、思想業力や観念から由来した「マイナス思考」を徹底的に取り除きました。

 修煉の中で、人心があり、難関があっても怖れることはありません。これは一つのチャンスだと思い、その心を取り除こうと思うかどうかが重要です。修煉の中に偶然はなく、すべての妨害は自分の心から引き起こされたのです。その心がなければその難もないはずです。内に向かって執着心を探し、正念で取り除けば、すぐに向上することができ、新しい状態に入ります。人心を取り除く際に、できるだけ早く妨害物質を発見し、それを根こそぎ取り除き、さらに、その物質に生存環境を与えないようにしましょう。もし、ためらったり、口実を与えたりすると、妨害はもっと大きくなり、さらに長引くことになるのです。師父がいらっしゃり、法があり、乗り越えられない難関はありません。

  少しばかりの悟りですが、適切でないところはご指摘をお願いします。 
 
2010年10月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/13/230950.html

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