帰ってきてください、師父はまさにあなたをずっと待っておられます(一)
文/中国山東省の大法弟子 明智
(明慧日本)最近、江南の実家に帰りました。恐怖心を持っていた大法弟子がまた正法修煉の道を歩み始めていました。本当に喜ばしい変化です。しかし、一部の大法弟子はまだ出てきていません。交流する時、主に二つの原因に気づきました。一つは、正法修煉の終了時間に執着することです。二つは、地元での迫害がとてもひどいこと、懸命に真相を伝えている同修、邪悪に命を奪われた同修に対する見方です。
地元に夫婦の修煉者がいました。初めて会った時は1997年、二人は県を回って法を広め、功を教えていました。邪悪の迫害がはじまった後、二人はそれぞれ迫害を受けました。夫は家を出ていた間、師父が当時法を伝えられた所に行きたかったのですが、国内の状況はひどく、それはできませんでした。失望と困惑を抱いて家に戻りました。
その後の苦しい生活の中で、師父がおっしゃった「大法修煉はすでに最終段階に入った」、「終わりに近付いている」を読むたびに、そろそろ終わると思っています。しかし、今も正法は終わっていません。ですから、師父の説法をだんだん信じなくなりました。長年にわたって修煉者に対する常に迫害が止まず、師父はなぜ阻止しないのですか? と困惑し、理解できないまま、大法に対して徐々に疑い始めました。さらに、修煉するかしないかの状態に陥っています。しかし、彼が妻の修煉を支持しているのは、本性の一面は迷っていないということです。
一、正法修煉の終了に対する執着
彼が引用した説法は事実です。私も初めは彼のように困惑していましたが、大量に学法する中で、師父は正法過程が異なる次元の天体、宇宙で進行していて、その段階に差し掛かった時、それに関係する天体内の精進している弟子はすでに修煉し終わったが、まだ修煉の道の最後を歩んでいるとおっしゃいました。師父がこのように説法されたのは、一部の大法弟子の修煉の成果を認めると同時に、同じ次元で後から入ってきた大法弟子に修煉の差を探させ、早く向上させることを意味しています。また、もっと高い次元を修煉する大法弟子にとっての励ましにもなります。私が本当に師父が長年待っておられる主な原因を理解したのは、今年の説法「更なる精進を」を読んだときでした。
師父はすでに私たちにおっしゃいました。正法時期の大法弟子の主体は中国国内にあります。当時、それぞれの願いが異なるため、一部の大法弟子は海外で法を得ることになりました。しかし、国内にしても、海外にしても、大法弟子は一つの全体であり、正法修煉は同じときに終了します。「更なる精進を」を学んだあと、海外の大法弟子は、主に師に手伝って法を正しており、国内の大法弟子に比べて、7.20以降に法を得た海外の大法弟子は非常に多いのです。
彼らは大法の修煉に入ると、邪悪による中国国内の大法弟子への迫害を軽減するため、懸命に国内の迫害を暴露しており、彼らは自身の修煉する時間が少ないのです。彼らの10年間の努力の後、師父は国内の大法弟子の修煉の目的は基本的に達したので、彼らに今から自分自身を修煉するようにとおっしゃったのです。私の個人の認識ですが、「更なる精進を」が発表される前、主に国内の大法弟子の全体の修煉状況が止まっていたため、師父が再三に待たれている主な原因になったのだと思います。もちろんこれは私の今の認識です。
依然として、時間に執着している同修にとって、中国国外の大法弟子は正法の進展の足を引っ張っているのではないかと心配しているかもしれませんが、「感慨」の中で、師父が最近、国内外の大法弟子の大きな進歩を認めておられます。ですから、この心配はいらないと思います。
(続く)
2010年10月20日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/13/230864.html)
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