帰ってきてください、師父はまさにあなたをずっと待っておられます(二)
文/中国山東省の大法弟子 明智
(明慧日本)もっと重要なことは、「遅れを取っている弟子が法を正す進展を長引かせてしまいます」(『二〇一〇年ニューヨーク法会での説法』)の問題に関して、師父は「そういう人で長引くことはありません。時間は人間を待たないからです。師父は再三に機会を与えているだけで、中間の過程では待っていいのですが、本当の最後の時間は延ばしてはいけないのです」とおっしゃっています。
精進している大法弟子がよく考えているのは、責任と使命です。時間に執着することはほとんどありません。精進していない、特に魔難の中にいる大法弟子は強烈な態度を取ります。さらに怨恨、間違った悟り方をしています。残念なのは、師父が彼らを再三に待っておられることに気づかないことです。
二、邪悪に生命を奪われた同修について、どう正しく認識するか
これは、国内各地で普遍的に表れ、目立っている問題です。前に話した同修は、ある大法弟子がしっかりと修煉しているにもかかわらず、邪悪に命を奪われ、師父と大法がそれを阻止しなかったことで大法を疑っています。
師父の説法の中で、私はこう理解しています。大法弟子にとって、師父はそれぞれの忍耐力によって、多くの業力を取り除き、円満する道を按配されています。中に魔難や試練がありますが、大法の中で正念を持って正しく行動すれば、乗り越えられます。いかなる迫害の試練も絶対に現れません。まして命を奪われることはありません。もっとも安全な修煉の道です。
しかし、各次元の旧勢力が旧宇宙の法理に従い、大法弟子に修煉の道を按配しました。彼らは師父のような法力はなく、弟子の業力を取り除くことはできません。師父のような慈悲で衆生を済度することもなおさらです。ひいては、「あなたたちは高い果位をなすには、それなりの大きな試練に耐えなければなりません」という嫉妬心で、いろいろな迫害の試練を作り、さらに命を奪う按配をしました。
当然ながら、師父は旧勢力のこの按配を認めません。しかし、旧勢力は一部の大法弟子の弱みを握って離しません。その大法弟子が旧勢力の按配から出ることを助けるために、師父は大法弟子に真剣に学法し、正念を持って正しい行いをすることで、師父が按配する修煉の道を歩むことができ、迫害が発生することを避けられます。しかし、大法修煉は最も厳しいものです、大法弟子それぞれの根基と悟性は異なるので、一部の大法弟子が人心や執着心、またかつて旧勢力と誓約を結んだことで、師父の按配からそれ、旧勢力の按配に従ってしまいます。
法理に従って見ると、旧勢力の迫害を受けているということは、すでに大法からずれ、旧勢力が弱みをつかんでいます。そうなっても、内へ向かって探せば、師父が慈悲を持って加持し、旧勢力の按配から抜けることを手伝ってくださいます。
師父はすでに私たちにおっしゃいました。「如何なる生命が受けた苦痛も無駄になることはないということです。特に大法を修めている人、しかも法を正す時期の大法弟子ですが、最後の時にまだ法の中にいれば、どういう結果になっても、彼を待っているのは圓満成就なのです」(『二〇〇四年米国西部法会での説法』) 「しかし、いずれにせよ、本当に先に行ってしまっても、あなたを待っているのはみな、圓満成就です」(『二〇〇三年旧正月での説法』) 邪悪に命を奪われた大法弟子は、普通の円満成就ではなく、師父が与えられたのは彼を迫害する最も高い生命と位置を交換することです。これはこの上ない恵みです。師父が彼を救っているのではありませんか? なぜ人心で師父の度量と法力をはかれますか? 一方、何も言わず、正念に満ちた大法弟子は教訓から良い経験を得て、さらに着実に大法修煉の道を歩みます。
最後に、疑いを持っている同修に一言を言いたいと思います。唯一、真剣に学法をするうえで大法を正しく悟り、特に大法修煉の時間があとわずかな時に、能力のある同修はしっかりと学法をすれば、大法の法理に対する全体の把握と向上に大きな助けになります。師父は法を得た大法弟子、幾千年も転生して待っていた最後の機縁を一念の差で失う大法弟子を最も放棄したくありません。帰ってきてください、師父はまさにあなたをずっと待っておられます。
(完)
2010年10月21日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/13/230864.html)
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