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大阪とニューヨークで真相を伝えた体験(一)


文/日本の大法弟子

(明慧日本)尊敬する師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。
 
 私は1996年に法輪功の修煉を始めました。現在に至るまで、丸14年歩んできました。修煉の道を振り返って見ると、実に感無量です。修煉の道において、ある時は心性の関を上手く乗り越えることができ、ある時はそうではありませんでした。師父と大法をただ固く信じることにより、精進して修め、法を実証し、真相を伝える過程で困難を恐れず、勇猛邁進することができました。この場をお借りして、師父と同修の皆さんに、自分の修煉の道においての体験をご報告したいと思います。今日は、主に大阪とニューヨークで真相伝えた時の体験を述べたいと思います。
 
 一、日本で真相伝える
 
 2002年4月、娘は私を日本に呼び寄せました。最初は、中国本土の厳しい環境から海外の平和な環境に変わって、順応できませんでした。段々慣れてきた頃、直ちに真相を伝え、人を救い済度する活動に加わり、さまざまな法を実証する活動に参加し始めました。衆生を救い済度するために、師父は大阪の大法弟子に格別の宝物、大阪城公園を下さいました。私はこの公園で真相を伝え始めてから、もう早8年が経ちました。
 
 「三退」を勧め始めたころ、ところ構わず、「天は中国共産党を滅ぼす、脱党して自分を救おう」をまるでスローガンのように唱えていました。中国本土からの観光客は理解できず、汚い言葉を吐き、罵っていました。私も憤慨し、慈悲の心をもって相手に接することができませんでした。1日経っても、三退した人数はわずかでした。後に、法をよく学び続け、発正念をよく行うにつれ、真相を伝える効果も次第によくなってきました。毎日、二、三講の『転法輪』を読み、1日4回の世界同時発正念を実行する以外にも、随時、発正念を心がけています。雨、風を問わず、大阪城で真相を伝え続けています。
 
 ガイドに真相を伝える
 
 旅行団体が来れば、私はまず、ガイドに真相を伝えることにしています。なぜならば、ガイドがまず真相を理解できなければ、観光客を全員バスの中に入れ、真相資料を渡せないようにするからです。
 
 私はあるガイドに、「中国本土からいらしたのですね」と話しかけました。彼は「私はガイドです」と返事をしました。「ガイドも生き物であり、命はたった一つしかないではありませんか。天は平等ですから、ガイドだからといって、特別に命を二つも授けてくれる訳はないじゃないですか。しかし、今、天は中国共産党を滅ぼそうとしています。三退して自身の平安を守ることは目前に迫っていますよ」と彼に教えました。彼は「私は共産党員ではありません」と否定しました。「あなたは共産党員でなくても、共産主義青年団や、少年先鋒隊もその組織の一部だから、脱退しなければ同じく危険です。あなたはガイドですから、このバスの乗客の命はあなたと繋がっています」と彼に忠告しました。
 
 私はこのようにして、33人のガイドの三退に成功しました。あるガイドは、「毎回来るたびに、あなたは必ず三退を勧めますね」と言います。私も「それはあなたが大変幸運な人で、大変縁のある人だからです」と答えます。あるガイドは33回来ても三退しませんでしたが、最後に来た時に、やっと三退に同意しました。天象が移り変わり、機縁が巡り来て、衆生もますます分かるようになりました。
 
 公安局の観光客に真相を伝える
 
 ある日、二つの自称 黒竜江省公安局の観光団体がやって来ました。同修たちは観光客の後について真相を伝え、正念を発しましたが、その人たちは全く聞き入れません。また、とても頑固で、たくさんの汚い言葉で罵りました。
 
 私はその団体にちょうどばったり出会いました。そこで急いで話しました。「さっきのお年寄りたちの話はあまり聞いていないようですね。私たちは皆同じく東北出身ですよ。家の人も黒竜江省の人です。東北の人ってとても善良で心が優しく、ただ頑固なだけですよね。家の人も一徹者なの。ことわざに『聴人勧吃飽飯(人の忠告に素直に耳を向けることで、お腹を満たすことができる)』と言いますね。あのお年寄りの話を考えてみて下さい。三退して平安を守れますよ。私たちは法輪功を修煉しているので、真剣にあなた達のことを心配して伝えているだけです。善には善の報いがあり、悪には悪の報いがありますから。中国共産党は8千万の中国の人々を殺し、法輪功修煉者の臓器を生きたまま摘出したのです。国連がこの事実について調査報告書を入手しています。現在、迫害によりすでに数千人の死者が出ており、刑務所にも十数万人の法輪功修煉者が捕らえられています。修煉者は皆、真・善・忍を修めている人たちです。善良な人々を殺して、天理は許しません。天が中国共産党を滅ぼすことは必然のことで、早く三退して、あなたたちが自分のために明るい未来を選択するよう願っています。私たちはあなたたちに『正義』と『良知』という名前を贈りますから、三退しましょう」 
 
 2人は、「はい」と言ってうなずきました。また、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と覚えておくようにと念を押しました。私は三退を勧める時に使う、「法輪大法好」と書き込んだサインペンを2人に記念に贈りました。別れる時、2人は私に手を振ってくれ、そのペンの文字を読みながら去って行きました。
 
 大阪城で三退した人は3500人です。もちろん、これは私一人の努力で得た成果ではありません。ここで真相を伝えている大法弟子全員の協力があったからこそできたことです。皆の努力と協力により、協力がうまくいけばいくほど三退の効果も良くなり、成功した人数もますます増えていきます。
 
 (続く)
 
2010年10月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/9/229355.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/9/20/120115.html

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