70代の漢方医が再び洗脳班へ連行される
(明慧日本) 70代の漢方医・石運廷さんは、中共(中国共産党)が法輪功を11年間迫害する中で、法輪功の修煉を堅持したために何度も連行、拘禁、拷問された。石さんはかつて労働教養を強いられ、余儀なく路頭に迷ったことがある。生活の余裕がない石さんは、中共の人員に16740元をゆすられた。2010年10月2日午後5時過ぎ、「610弁公室」の人員が数十人を連れて石さんの家を包囲し、石さんを連行して家財を没収した。
桃墟鎮の書記は強打を命じた
石さんは2000年1月27日に洗脳班へ連行された。当日の夜、山東省桃墟鎮の書記は数人の用心棒に「今夜誰かを強く殴らないと職場から除名するぞ」と命令した。そこで用心棒達は石さんの服を全部脱がせて、どっと押し寄せ、殴ったり蹴ったりした。彼らが革靴で石さんの頭を蹴ったので、石さんの耳から血が流れ出た。石さんの靴は捨てられたため、石さんは素足で洗脳班へ戻された。石さんの妻も同様にめった打ちにされ、下半身はすべて黒紫色になった。8千元をゆすり取られたが、領収書は渡されなかった。
警官が老人を11時間吊るしあげた
旧暦の2001年4月27日、桃墟鎮の副鎮長・呂宜香と鎮派出所の警官・鄭傑は石運廷老人を派出所まで連行し、老人を木に11時間吊るしあげた。現地の警官と「610弁公室」の人員は、老人を庭まで引っ張って、布で老人の頭を包んで、棒や竹の棒を人事不省になるまで振り回した。翌日、警官はまた老人を蹴り倒して、ゴム棒を10数分振り回した。
蒙陰県の「610弁公室」で禁閉室に監禁された
桃墟鎮の「610弁公室」は旧暦の2001年6月28日、石さんを連行して蒙陰県の留置場に1カ月拘禁した後、また蒙陰県の「610弁公室」に移送し、禁閉室に監禁した。窓をぴったり塞いで、錠をかけ、外には見張りがおり、煉功は許されず、眠ることも許さなかった。ある日、用心棒は石さんが煉功しているのを見つけて、石さんを滅多打ちにした。
この期間、石さんは拷問で自白を強いられ、めった打ちにされた。彼らは石さんの上着をはぎ取り、竹で叩き、竹が割れたらまた2本を合わせて叩いた。さらに、地面で石さんの足を踏みつけた。石さんは5千元のお金をゆすり取られた後に家に戻された。
「610弁公室」の人員は2004年1月8日、また石さんを連行しようと企んだが、石さんは脱走した。政府職員は石さんの勤める病院へいきドアを叩いたり部屋を壊したりした。その後、石さんの家財を没収し、石さんの娘の家に来て、娘婿の公維才さんに手錠をはめて、首をしめた。公さんは窒息しそうになり、人事不省になったため、政府職員は騒ぎ立てて帰った。70代の石さんは仕方なく路頭に迷った。
石さんは2010年10月2日に再び連行され、現在、臨沂市の「610」洗脳班に拘禁されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年10月21日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/13/230938.html)
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