■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/10/22/mh230747.html 



修煉はとても厳粛なことである

(明慧日本)数カ月前、体におかしな状態が現れていると感じ、自分の内に向けて不足を探しましたが、厳重な問題であるとは気づきませんでした。自身の問題をすべて探り出すことができず、探り出した執着心を根本的になくすこともできませんでした。旧勢力が按排した邪悪な要素を放任させてしまい、その結果、隙をつかれ、体の状況がどんどん悪くなっていきました。
 
 心を静めて『転法輪』を最初から読みました。学法を通してとても驚きを感じました。毎日の学法、煉功、発正念、真相を伝えて(それほどよくやっていない)いますが、知らず知らずのうちに自ら法から遠ざかってしまっていたのです。
 
 ここ数年間の修煉の状態から見れば、いつも何もしないで楽をしたいというとても強い執着心が自分にありました。寝ることに対してとても執着していたのです。寝る時間が少ないときは、修煉が辛いと感じ、寝すぎたときはとても後悔します。そして、歯が緩んだり、痛んだりというような現象が起きました。もし何日間かこのような現象が続いていれば、周囲の同修が連行されたりします。こうして驚かされて、やっと直すことができました。自分が師父の弟子だと分かっていても、始終、旧勢力に撹乱されてしまっていました。これは、まさに自己意識がしっかりしていないがために、法から遠ざかってしまったのではないでしょうか?
 
 毎日学法していても、旧勢力に隙をつかれていたのを分かっています。旧勢力の支配を解体するために発正念もしていますが、どうして消滅しきれないのでしょうか? 今回の学法を通して、師父は大法弟子たち一人一人にそれぞれの修煉の道を按排され、旧勢力も大法弟子たちにとても精密な按排をしたということが分かりました。法を正す時期の大法弟子として、師父が按排してくださった道をしっかりと歩まなければなりません。そして、旧勢力が按排したものを取り除き、その中から修煉の道の輝きを作り出さなければなりません。師父は『洪吟二』の「理智醒覚」で次のようにおっしゃいました。「少なからずに休み自省して正念を添え、不足を明らかに分析して再び精進す」 そして、旧勢力は彼らの目的を果たすために、大法弟子たちの考えの中に「もう少し寝よう」という言葉を反映させます。もし本当にもう少し寝てしまったら(本当に寝てしまえば少しでは済まされない)、それは旧勢力が按排した道を歩むことになるのではないでしょうか?
 
 私たちは修煉していますが、もし執着心を見つけたらすぐになくさなければ、もしくは悪い考えが出てきたらすぐに取り去らなければ、それは旧勢力たちが事前に作った落とし穴に陥ったことになります。法を修煉しながら、旧勢力が按排した道を歩んでいたら、口では旧勢力の按排を認めないと言っていますが、実際の行動では旧勢力が按排したことをしています。毎日発正念をしていますが、師父はどのようにあなたを主とすることができるでしょうか? 時間が経てば、常人のような「病の業力」が現れ、その業力によって自信をなくしてしまいます。始終悟らなければ、旧勢力に我々が修煉するため、衆生を救うための肉身を奪われてしまいます。
 
 以前、私は自分の中にはまだ取り去っていない執着心だけがあると思っていましたが、これがとても「修煉が専一ではない」ことになるとは気づきませんでした。このことに気づいたあと本当に驚きました! 修煉はこんなにも厳粛なことだったのです。法を正す時期の修煉は、特に自分に厳しくしなければなりません。師父が守ってくださるのは「本物」の修煉者で、専一に師父が按排された道を歩む法の弟子です。悪い考えが出た場合はすぐに否定し、執着に気づいた場合はすぐになくします。特に、この法を正す最後の時期では、必ず自分に厳しくしなければなりません。大法弟子が執着心も隙もなく強い正念があるとき、旧勢力が按排した悪党は、誰も大法弟子に近づくことができないのです。
 
2010年10月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/9/230770.html

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