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執着心を放下してからの変化


文/中国武漢の大法弟子

(明慧日本)労働教養所の近くで発正念を終えて家に帰った時、姉はお金を持ってきて、「返してあげる」と言い、数年前に私から借りていったお金を返してくれました。10年前、私は法輪功の修煉を始めて1年足らずで、1999年に迫害が始まって修煉の環境を失い、私の心性もだんだん常人の次元へ下がりました。その時、姉の商売は緊急にお金を必要として、私が一万元と数百ドルを貸してあげ、次の年に必ず返すと約束をしてくれました。家にとっても非常に大きな金額でした。しかし、次の年になっても返してくれませんでした。私は腹が立って兄のところへ文句を言いに行きました。兄(同修)は「姉は常人だから、あなたは修煉者なので、姉とこのようなトラブルがあってはいけません」と言いました。
 
 その後、学法を通じて、次第に冷静になりました。実は法の中ですでに説かれています。「佛家によれば、常人の中のことは、すべて因縁関係があり」、「苦しみを味わうことはほかでもない「業」を返すことなので」(『転法輪』) このすべては因縁関係があることを思いつき、そのお金はもういらないと姉に言いました。それから心がだいぶ落ち着き、このことに対して淡々となりました。
 
 修煉者として、何があっても人のことをまず考えるようにし、自分に向けて探すのではないでしょうか。姉だって困っているからこそお金を返してくれないのではないでしょうか。姉をよく慰めるべきだったのに。それから数年来、私に見えてきたのは、私が変われば姉も変わってくるということです。姉は大法を支持するようになり、三退をしたくなかったのが自ら家族を説得して全員を脱退させ、居民委員会が家に何度も嫌がらせに来たときも、姉は何度もその人たちを帰らせました。
 
 また、明慧ネットで同修が発表した文章の中に、資料拠点のお金が不思議なことに増えたと書かれていて、読んだ私はとても感動しました。私にもこのような経験があったからです。
 
 私は失業して長年家にいて、収入がありませんでした。しかし、夫はとても私を支持してくれています。大法からどれだけ恩恵を受けているのか、彼にもよく分かっています。子供が高校、大学へ通うのにほぼお金がかかっておらず(奨学金を給付された)、家族全員があまり病気にかからないし、これはいくらお金があっても買えないことです。人から仕事を紹介されたのですが、時間的に合わないと判断して、私は多くの大法の仕事にかかわっているため、このバランスをはっきり見分けないといけないと思いました。師父が健康な体を与えてくださったのは、修煉のためなので、生活に必要なお金が足りれば十分なので、スイカ(大きくて価値あるもの)を拾うためにゴマ(小さいもの)を捨ててはならないと思いました。
 
 この一念が出たことで、当月の生活費にお金でお金が生じるという現象が現れました。私は引き出しの中に確かに3000元を置いたのに、なぜかしばらく経ってから数えると5000元に増えていました。不思議だと思って、夫に「引き出しの中にお金を入れた?」と聞きました。夫は「鍵がないので、開けようにも開けられないよ」と、返事をしました。
 
 それは、師父が弟子にしっかり修煉するよう助けてくださっており、常人の各種の執着を放下し、自分をしっかり修め、三つのことを行い、先史の大きな誓いを果たすように励ましてくださっているのです。
 
2010年10月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/20/231233.html

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