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同修からの正念あふれる一言が大きな力になる


文/中国の大法弟子

(明慧日本)同修が難に遭っているとき、他の同修からの正念あふれる一言が、難に遭っている同修にとって大きな力となり、その同修の正念を強め、同修が難を乗り越えられるようにすることができます。
 
 私の地区のある出来事です。Aさんは大法の資料作成を担当しています。ある日、Aさんが尾行されているのを見かけた同修は、Aさんに対して、しばらくの間、資料を作らないほうがいいと提案しました。当時、Aさんは正念が強かったので、「尾行されることは怖くありません。怖いのは人心によって生じる幻像です。内に向けて探し、発正念をして、いつも通り資料の作成にかかれば問題ありません」と話しました。
 
 ある日、Aさんは尾行しているのは自分の近所の人であることが分かりました。このことによって、この間まで正念の満ちていたAさんですが、いろいろな考えが出てきました。「最近、他の同修に相次ぎ問題が起きて、何人もの協調人が身柄を拘束され、資料を作る拠点も破壊された。自分の身に同じ問題が起きてはならない。これ以上、迫害される事態になったら、他の同修への打撃も大きい。多くの同修は表に出て真相を伝えることが難しくなり、『明慧週刊』を見ようとしない同修もいる。アパートの部屋を借りて資料を作っているこの拠点が正常に維持されているので、もっと大事にしなければならない」 Aさんはこのことで周りの同修と交流しました。その同修は「大丈夫です。このあたりは他の地区から来た人がたくさん出入りしていて、部屋を借りる人も多くいますよ」と言いました。同修の素直な話で、Aさんの正念は強くなりました。Aさんは人心を放下して、毎日学法をしてから、資料を作り続きました。
 
 またある日、突然資料を作る拠点の部屋だけが停電になったにもかかわらず、まわりの部屋は全部電気がついていました。Aさんは他の同修に電話をして、「資料点がばれたらどうしょう」と言いましたが、電話で長く話すのは危険なため、「引越さなきゃ」とAさんは言いました。電話に出た同修は「気のせいでしょう。問題ありません」と言ってあげました。この話を聞いたAさんはすぐ落ち着いてきました。善し悪しは一念によるもので、その後は怖がらず、正念を持って邪悪に立ち向かうことができました。
 
 もし、Aさんと話した2人の同修の話し方が落ち着いていなければ、正念が強くなかったら、Aさんも邪悪に立ち向かうことができなかったことでしょう。このように、同修が難に遭ったとき、他の同修の正念に満ちた一言が、その同修にとって非常に重要です。同修と交流するときは、正念に基づいて話しましょう。
 
 個人の悟りですが、不足があれば同修の慈悲なるご指摘お願いします。 
 
2010年10月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/21/231266.html

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