■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/10/23/mh245519.html 



他の空間で見た光景

文/中国天津市の法輪功修煉者・英子

(明慧日本)私は明慧週刊第432号に掲載された『他の空間で見た神秘的な物語』を読み、心を打たれ、泣きながらこの文章を読みました。そこで、私は師父の説法を思い出しました。「皆さんが神聖で清らかで、しかも、この上なく美しい素晴らしい世界から落ちてきた」(『精進要旨』「真修」)師父がおっしゃったことは確かであると、私は天目を通して確認することができました。以下に、私が見た他空間の光景をまとめましたので、同修と分かち合いたいと思います。
 
 私は幸運にも、1996年7月に法輪大法と出会い修煉を始めました。修煉してから数日後、師父は私の天目を開いてくださり、昼夜を問わずいつでも他の空間を見ることができます。例えば、他の空間の天女、星、月、楼閣、草花や樹木が見え、法輪が修煉者の身体を調整しているところが見え、それぞれの法門の神々が見え、死去した人が見えました。それから世間において発生しようとしていることも、師父のご啓示によって見えていました。例えば、中共がでっち上げた「天安門焼身自殺」を見えていました。さらに他の空間の音楽も聞こえていました。本当に師父がおっしゃいましたように「奇景妙なること無窮」(『洪吟』「迷」)なのです。
 
 以下は、私が天目を通して見たほかの空間の光景です。
 
 ある日、自分はとても綺麗な服を着ていて(世間で見たことのない服装)、色がとても艶やかで、天女と同じ髪形をしていました。18か19歳ぐらいで、とても美しかったのです。そばに一人の青年がいて、同じく18か19歳ぐらいで、空色の上着と青緑色のズボンを穿いて、髪は頭の上で髷(まげ)を結んでいました。さらに、そばに一本の大木がそびえ、密生している樹の枝が四方八方に延び、青緑の樹の葉は洗浄されたように清潔でした。周りを見渡すと青々としたとても綺麗な芝生が一面に広がっていました。私は、そばに立っていた男性に声をかけ、一緒に遠い、遠いところへ行きましょうと話しました。その男性は今の夫です。夫は1998年に修煉を始め、私たち二人は修煉の道において互いに励まし合い、法をもって自分たちの行動を律しています。1999年7.20以降、恐怖が天から舞い降り、中国共産党による迫害が始まりました。その後の邪悪な迫害の中で、私と夫は法を固く信じ、あらゆる方法で法を実証し、衆生を救っています。しかし、少数の同修は恐怖におびえ、行く先を見極めようとしませんでした。私たちに対して、今は動かない方がいいよ、形勢を見極めてから動いた方がいいよ、と進めていました。誰が何と言おうと、私たちははっきりと、師父を信じ、法を信じるということを分かっていました。夫に恐怖心が現れると、私たちは師父が見守ってくださっています、問題は起きませんと、安心させました。
 
 またある日の夜、私は寝床につき目を閉じた瞬間、目の前に大きな「棟梁」という黄色い文字が現れました。そこで私はすぐ、師父が弟子を励ましてくださっていると悟りました。迫害が最も邪悪なときに、私はひとりの同修と出会いました。昼間は二人とも仕事があるのですが、夜に一緒に学法して煉功していました。後になってさらに二人の同修と出会い、このようにして私たちは5人で学法グループを立ち上げ、一緒に学法し、一緒に交流し、一緒に衆生を救っていました。それから、家から一歩も踏み出せない同修と交流していました。
 
 さらにある日、師父が夢の中で私に啓示してくださいました。「今、邪悪は傲慢なように見えますが、正法の始まりと終わりは決まっています」といったような言葉が聞こえました。恐怖心の強い同修もある日、夢の中で6、7歳の男の子が扉を半開きにし、頭を半分突き出して四方を覗いていました。そして独り言を言いました。「扉を開ければはっきりと見える、一群れのガチョウがゲームをしている」同修のこの話を聞いて私は悟りました。邪悪はどんなに狂暴でも、大法弟子が行う正法の道を遮ることはできないのです。なぜならば、大法弟子たちは素晴らしい世界から世俗に降り、それは師を手伝って正法を行うためだからです。悪辣な警官らはまさに一群れのガチョウのようではありませんか? そして、正法に参加していない同修に言いたいのですが、今起きていることはすべて虚像であり、恐れることはありません。このように師父のご啓示を得て、今日まで一歩、さらに一歩と歩んできました。
 
 学法についてですが、私たちは法を多く勉強しなければなりません。ある日、私は同修と『転法輪』の第二講を学法していたとき、私は他の空間に入りました。他の空間の自分も学法していました。その空間の空気、微粒子、すべての物質が私たちの学法を静かに聞いていました。それらの生命は、私たちに対して学法を止めないで、もっと法を読み聞かせてほしいというような表情をしていました。彼らの喜ぶ様子を見て、読む声がどんどん大きくなりました。すると空気がますます清浄になり、水で洗浄したように綺麗でした。それもそのはずで、私たちは師父のおっしゃったことを覚えなければなりません。「法をしっかり勉強し、法を多く勉強し、法をいつも勉強し、本当の大法修煉者になり、大法を広め、衆生を救い済度する責任を負うよう、望んでいます」(『インド第一回法会へ』) ですから、私たちは学法することによって、良くない物質や不潔なものが洗浄され、清浄になり、そしてもっと多くの衆生を救えるのです。
 
 急いで衆生を救うことについてですが、私が夢の中で見たのは、かなり大きな泥沼があり、多くの人はその泥沼の中でもがいていました。泥沼の中に立っている人もいれば、横たわる人もいて、死ぬ寸前の人も、私に救ってほしいという目で見ていた人もいました。この人たちの中に、とても恐い容貌の人もいて、人骨だけの人もいました。皆が手を伸ばして、助けてほしいと言いました。そこで、もし私の動きが遅ければ、彼らは溺れて死んでしまいます。私は急いで手を差し伸べると同時に、「法輪大法は素晴らしい」と叫んでください、と彼らに伝えました。彼らは私の言った通りにした後、素早く岸に上がることができ、笑顔で喜んでいました。しかし、人骨だけの生命が残っていました。彼らはもう一度、手を伸ばしてきたので、私も手を伸ばしました。彼らは私の手を掴み、不思議なことに人骨だけの生命だったのが、皮肉がつき始め、私たちと同じ人間になったのです。このように、彼ら一人ひとりの手を触り、彼らが復活したのです。そして私は夢から目覚め、人々を救うことの緊迫性を感じました。同修の皆さん、師父の言葉をしっかりと肝に銘じ、「三つのこと」をしっかり行い、より素早く人々を救い、より多くの人々を救いましょう。 
 
2010年10月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/8/230709.html

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