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同修を救うため、発正念を怠けてはならない


文/中国の大法弟子・青蓮

(明慧日本)大法弟子が法を正す修煉は全体で一つです。同修が難に遭ったら皆で発正念をして同修を救うことは、師父から与えられた法の力で悪を取り除くことであり、大法の聖なる偉大な力の現れです。多くの同修は難に遭遇した同修のために発正念をするのですが、最初はみな真面目に取り組みますが、時間が長くなると怠けてしまうのです。実はこの怠けてしまうことこそ、邪悪に邪魔されていることであり、これに気づいていないのです。あなたが怠けてしまえば喜ぶのは誰でしょうか? もちろん魔でしょう。発正念の時、魔は力がなくなり抵抗できなくなると、ほかの場所から多くの魔を呼び寄せて抵抗します。その時、あなたが怠けてしまうと魔がエネルギーを補給するチャンスを得てしまい、現実の世界では問題が解決できなくなり、正義が勝てるぎりぎりのところで解決できなくなり、同修を助けられないままに終わってしまうのです。
 
 2009年の時、同修の王志文さんが中共の刑務所に監禁され残虐に迫害されました。邪悪は爪楊枝を王さんの手の指に刺しましたが、皆でそろって発正念をした時、私の天目に見えた光景は爪楊枝で刺されたのは同修ではなく悪魔でした。悪魔は刺されてボール状になったのです。
 
 またある日、同修の一人が刑務所に不法監禁されている家族にお金を郵送しましたが、警察はお金を没収して渡しません。その時、私は「発正念をして警察の背後にある魔を取り除きましょう。このお金は悪辣な警察にあげたものではなく、獄中にいる大法弟子のものだと正念を発してくださいと」話しました。皆で発正念をした時、異なる次元では大きな石が他人のお金を奪うという念を持っている悪質な警官の神経にあたり直撃しました。その後の話ですが、現実の世界ではこの警官がその後お金を獄中の弟子に渡したというのです。師父はかつて『大法弟子の正念は威力がある』という経文を書かれました。我々弟子はこの経文を皆が暗記すべきです。
 
 もう一つの出来事ですが、ある同修が外出中、真相を知らず中共に洗脳された人に密告されて留置場に連行されてしまいました。同修たちが発正念をした時、私の天目に、旧勢力は連行された同修の裁判用紙に黒いものをいっぱい付けていたのが見えました。発正念をすると、判決用紙にあるこの黒いものが徐々に取り除かれました。ずっと発正念を続けると、この黒いものが徐々に消えてゆき、現実の空間では不正な判決を下すことができなくなったのです。しかし、釈放されませんでした。その原因は、時間が経つにつれて皆の発正念が怠けていったからで、結局一年後に無実を着せられることになってしまったのです。実はこの一年間、邪悪は時間を延ばして、大法弟子の発正念が怠けてゆくことを待ち望んでいたのでした。我々が気がついたときは、もう手遅れで、もう邪悪はその目的を達していたのです。
 
 ある年、資料拠点の同修が中共の迫害に遭いました。皆で発正念をリレーしていました。皆の力強い発正念で、この難に遭遇していた同修の体からたくさんの汚いものを取り除いた光景が私の天目で見えました。発正念の時に『悪には悪の報いがある』を発した時、功が悪人の方にやってきましたが、悪人の中から旧勢力の悪神が出てきて功を妨害しました。その人は、実は旧勢力にコントロールされた人で、自分の意識が麻痺され、無意識に悪いことをいっぱいしていました。私は発正念をする時、この人本人ではなく、彼の背後(裏)にある旧勢力の魔を取り除くと、この人は自分の見方で物事を判断できるようになるのです。引き続き発正念をすると、大きい魔は小さい魔になりますが、時間が経つにつれて魔はまたもやこの人をコントロールして悪行をするのです。その時、獄中の同修の状況は変わらないので、皆諦めるのです。自分の発正念の効果に疑問を抱き、「こんなに長時間も発正念をしたのに、なぜ効果がないのか? 発正念をやる気がなくなった」と言い始めるのです。さらに、悪辣な警官や中共関係者の名前を指して、誰々はなぜまだ悪の報いに遭わないのか? まだ死んでいないのか? などの疑問、憎しみ、諦める心が出始めるのです。憎しみを抱いて発正念をしても効果はありません。発正念の力は神業なのです。神が人心で動くわけがありません。
 
 法を正し、法を実証し、迫害制止から十年、邪悪は同修のこうした怠ける心、意志を保てない気持ちを利用し、迫害を伸ばしてきました。ここ数年、邪悪は我々と力の勝負をしています。我々が意志を保ち、力強く発正念をして頑張ったとき、現実の世界で状況は良い方向に向かいますが、逆に我々が怠けてしまうと状況は悪化するのです。こうした経験は山ほどあります。
 
 同修の皆さん、警戒しなければなりません。気をつけないといけないのです。二度と邪悪に利用されないように、隙を見せないでください。何があっても相変わらず同修のために変わらない気持ちで法を信じ、発正念の効果を信じて、正念を続ければ、きっと状況は変わります。うわべだけを見るのではなく、物事の本質を見破り、何らかの効果や動きがあったらすぐ喜び、しばらく何の効果が見えなかったら諦めてしまうような人心を捨ててください。何があっても動じることなく、一心不乱に発正念を続けることが大事です。邪悪が存在する限り、発正念を諦めないことです。悪神は悪行を働いている中共関係者のすべての細胞に潜んでいるので、すぐにはなくならないのです。ただ修煉者の一つ一つの細胞は功を持っているので、魔を取り除くには問題ありません。山を二つに割ってしまうような自信と力を持たないといけません。発正念は悪いことをしている表の人そのものではなく、その人の背後にある悪神を取り除くのです。
 
 発正念の効果に疑問を抱くことは、師父を百パーセント信じていないことに繋がります。毎回、発正念をしている時、我々はいつも多量の様々な邪悪を取り除いているに違いありません。宇宙のゴミを掃除しているのです。大法弟子を騙すために、旧勢力はすべてを惜しまず様々な工夫をしています。毎回、様々なことに関して発正念をしていますが、その一つ一つは実は実際の宇宙では正と悪の戦いが展開されているのです。両方は力を集結させているので、我々が正のため、力強く発正念を保てば、魔を多量に取り除く良いチャンスで、グッドタイミングでもあります。宇宙でこれらの出来事を一つ一つ逃さないで記録をしている大勢の神がいます。発正念をするたびにあなたのやったことを一つ一つ記録しているのです。これは大法弟子の成績の一つで、師父もご覧になっておられます。
 
 同修と我々は共に三界と人類社会の歴史を築きました。今日、彼と彼女が難に遭遇しているのに、あなたは見て見ない振りをするのですか? なぜ全力で彼らを救わないのですか? なぜ、この時に同修のわずかな欠点を見つけて責めるのですか? 彼らが自分の欠点を好きだと思うでしょうか? 欠点は旧勢力がしかけたトリックなのです。同修の欠点に目を向けるこの考えこそ、旧勢力の思うツボではありませんか? 旧勢力は同修のこの欠点を掴み、ずっと彼を迫害し続けていますが、あなたも旧勢力と同じく彼の欠点を掴んで離していません。同修に欠点はありますが、それは法を正す修煉の過程で克服できるものです。我々の修煉は師父が指揮しておられ、我々は師父の指示に従うのです。旧勢力の指示とトリックに陥ってはいけません。大法弟子は師父の話だけを聞くのです。旧勢力は我々が取り除く対象なのです。旧勢力を崩壊させるのが我々の目的です。
 
 同修の皆さん、獄中で迫害されている同修のために発正念をしましょう! 師父が与えてくださった法力を使い、邪悪を崩壊させましょう。自分を捨て、他人を考える、「無私無我」の正しい覚悟を持つ修煉者になりましょう。
 
 以上は私の現時点の認識であり、間違ったところがありましたら、訂正をお願いします。 
 
2010年10月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/22/231324.html

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