■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/10/26/mh272021.html 



バンクーバー:中国領事館前の抗議看板、撤去裁定に控訴した法輪功が勝訴(写真)

(明慧日本)カナダのブリティッシュ・コロンビア州(BC)の控訴裁判所は2010年10月19日、バンクーバー市が条例違反として、法輪功修煉者が中国領事館前で看板を立てることを禁止したことに対し、違憲だとして法輪功側の勝訴となった。
 
中国駐バンクーバー領事館の前で、迫害停止を求め続ける法輪功修煉者たち

厳しい冬も耐え、静かに訴え続ける修煉者たち

雨が降っても、休むことなく訴え続ける修煉者たち

真夏日も、毎日欠かさず訴え続ける修煉者たち

 今回の上訴のきっかけは、2001年、中国国内の二カ所の強制労働所内で法輪功修煉者がひどく迫害され、数人が死亡し、100人あまりの修煉者が衰弱し生死の境をさまよう、大規模な集団リンチ事件が発生した。それを知ったバンクーバーの法輪功修煉者たちは、市の同意を得て、中国領事館前で看板と小屋を立てて抗議活動を始めた。
 
 しかし5年後の2006年、中共と密接な関係にある当時の市長が突然、都市交通条例に違反したとして、看板などの撤去を求めBC州の高等裁判所に申し立てた。法輪功修煉者はこれを不当としたが、2009年1月に裁定が下され、市は法輪功側に看板等の撤去を命じた。これに対して、法輪功修煉者は控訴裁判所に控訴し、1年半の審議を経て2010年10月19日、訴えが認められ勝訴した。
 
 法輪功側の弁護士は、「法輪功修煉者とバンクーバー市民に限らず、州民も言論の自由を獲得した」と述べた。
 
 前国会議員や当市の市議員を始め、多くの人々に支持されてきたこの訴訟は、民意に沿った結果となった。
 
2010年10月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/20/231255.html

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