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河北省赤城県:多数の法輪功修煉者が転向強要、脅迫される

(明慧日本)河北省赤城県では「上海万博」開催以来、610弁公室の指示のもとで多数の法輪功修煉者に嫌がらせなどを続けている。
 
 下記は、同県で2010年に一部の修煉者が受けた迫害状況。
 
 6月、李桂梅さんと朱海蓮さんは城関鎮警部のリーダー・劉大誌に転向クラスに送るぞと脅された。約1カ月後、再び憲民村の書記・張慶元と劉らは2人に対して、転向書を書くよう迫ったうえ、地元で「転向班(洗脳クラス)」を開き、洗脳してやると言い張った。
 
 9月3日、南大村書記・趙懐平と劉ら3人は葉桂娥さんの家へ侵入し、葉さんの家で騒ぎ立てたり、不当に捜索したりした。
 
 9月中旬、白草鎮の鎮長・李樹新と書記らは一部の修煉者に対して、家宅侵入した上、「転向書(法輪功を放棄させる目的の書類)」を書かせたり、転向班へ移送すると脅したりした。他にも呉月蘭さん、郭忠礼さん、呉立峰さん、小紅子(別称)ちゃん、趙萬民さんが同じ被害に遭った。
 
 9月24日、県の610弁公室、政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)は関潔さんの息子を呼び出した。そして、公安局に勤めている関さんの息子に自分の母親を転向させるよう転向書を書かせることを指示した。また、この指示に従わなければ、仕事や子供の進学に影響が及ぶことになると脅迫した。
 
 10月、自営業の王艶さんが転向書を書くよう強要された。ほかに、郭玉娥さんも同じような脅迫を受けた。2人とも、洗脳クラスへ移送されるなどの脅し文句を受けた。
 
 10月14日、県公安局の国保(国家安全保衛)大隊のリーダー・張永新ら8人は2台のパトカーで孫富琴さんの家に駆けつけた。家で賭博を営んでいると孫さんを誣告し、それを口実として孫さんの家に突入した。結局、孫さんが途中で抜け出すことができたが、孫さんの夫・王軍さんと息子、または同じく修煉者・王維華さん、李連書さん、王春梅さん3人が強制連行された。そのうえ、家にあったパソコンや印刷機、携帯電話を没収された。
 
 続けて、リーダーの張らは維華さんと連書さんの家へ侵入し、不当捜索をした。しかし翌日、連書さん一人だけが釈放されることなく張家口市留置場へ移された。張が連書さんに自分の法輪功を習った体験をインターネットで発表させた後、それを拘禁の口実にしたからだという。
 
2010年11月02日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/20/231252.html

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