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身近にいる大法の子供弟子をもっと気にかけよう(一)


文/中国の青年大法弟子

(明慧日本)何年か経ち、私も一人前の青年大法弟子となりました。慈悲で偉大なる師父は、このまったく頑張ろうとしない弟子を見放さずに、何度も何度も泥の中から私を拾い上げてくだり、とても嬉しかったのです。そして、私の経験は幾度にもわたる悲痛の教訓でした。ここに書きとめて、同修たちと共に精進し、お互いに指摘し合いたいと思います。同修の皆さん、身近にいる大法の子供弟子たちを必ず見守ってください。彼、彼女たちは自分の子供というだけでなく、師父の子供弟子であり、未来には神様になる人です。そして、必ず、必ず、もっとしっかり学法しましょう。
 
 1998年、私は両親とともに法輪大法を修煉し始めました。迫害される前、私は常に両親とともに学法グループに行って、みんなで学法し、煉功していました。そのときの私はまだ小学2年生で、何も分からずただ遊びたがっていました。法は良いと思っているし、本の中に書かれているように、「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」(『転法輪』)といういい子になろうと思っていました。しかし、まだ法の深さや内包を理解できなかったため、迫害が始まってから、集団で学法する環境を失い、学法することもほぼなくなりました。両親はまだ学法していましたが、私はついて行けなくなってしまいました。特に、迫害が始まってから、両親も学法や煉功が(当時は)少なくなり、その後、両親がどんなに言っても、私は一緒に学法することはなくなりました。
 
 ほとんど学法もせず、修煉もしないので、悪い習慣が身につき始め、小学5年生のときに、親の許可なしに家にあるお金を勝手に取って使い(修煉しないときもこのような行為をすることがあった)、時々母が怒って私を叩こうとしていました。
 
 時が経つのは早いものです。ある日、私は突然、おそらく5年間も学法をしていないなと思いました。その日の夜に私は夢を見ました。夢の中で師父が私の部屋に入られ、私にこうおっしゃいました。「あなたはもう5年も学法していません」 そのとき、私はすごく怖くなり、直感的に夢に出た方は師父だと分かりました。その翌日、私は両親の部屋で大法の本を読み始めました。以前はこのようなことをするなんてほぼ不可能に近く、母が、何をしているの、昼ごはんも食べないで、と聞いてきても、私は大法の本を手放すなんてとてもできなかったのです。
 
 ゆっくりと私はまた修煉に戻ってきて、地元の人々に法を伝える同修の中に入ることもできました。そのときの私はもう中学生でした。当時はとても感動していて、熱心にクラスメイトや担任の先生にも真相を伝えました。はっきりと伝えていなかったかもしれませんが、「大法はとても良いものです」ということくらいは言えました。そのときの日々はとても充実していて、すごく楽しかったのです。しかし、学法や煉功する以外に、人々に法を伝えていることは家族には黙っていました、それが両親であってもです。両親は外に出てチラシを配ったり、貼ったりすることに反対していました。配らなければならないたくさんのチラシはどうしよう? 家に持ち込めないし、チラシを折ったり、チラシを分類して配りやすいようにしておかなければならないのに、と思い、私は苦しかったのです。
 
 ある日、私がチラシを配っていることを他の人に知られてしまい、皆は私に続けさせてくれず、私を囲んで攻め続け、他の同修まで探してきて私を批判しました。中の一人は私のことを「時限爆弾」だと言いました。その後、同修達は私と私の家族との関わりを避けました。彼らが何を言おうと私はすべきことを続け、師父が説かれた法に従いました。おそらくこの時、この一念を死守して、何の雑念もなく行っていたので、そのままその時期が過ぎていったのです。それから、外出を両親に禁じられ、どこに行くにも報告しなければならず、同修の家に行けば、すぐに怒られました。家に帰るのが遅くなると、「またチラシを配りに行ったのか?」と冷たく言い放たれ、そのときは本当に辛く感じました。
 
 私達の地域で学法する人は少なく、学法している人でもあまり精進しておらず、表に出て常に連絡を取っている同修はたった二人しかいませんでした。一人は家が遠く、私も夜しか出てこれず(昼は学校があるので)、なかなか会えませんでした。残りの一人の同修だけが私を手伝ってくれて、法を正すことを行なっている私を支持してくれました。家族は彼女のことをとても憎み、彼女を「あの婆さん!」と言い、私たちと歳も離れているのにと言いました。家族は、彼女に会いに彼女のお店へ行くと言い(彼女はお店を開いている)、時には「おまえはあの婆さんと一緒に住めばいいだろう」とも言っていました。
 
 (続く) 
 
2010年11月03日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/19/231184.html

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