■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/11/05/mh065484.html 



デービッド・マタス氏、デービッド・キルガー氏がパリ訪問、中共による法輪功への迫害を暴く

(明慧日本)『血まみれの臓器狩り』の共同著者、前カナダ政府アジア太平洋局のデービッド・キルガー氏、カナダの著名な国際弁護士デービッド・マタス氏の両者は、フランス国会議員のヴァレリー・ボワイエ氏の招待を受け、フランスを訪問した。さらに国会記者クラブで記者会見を開き、中共による、法輪功修煉者に対する残酷な迫害について詳しく語った。
 
 2006年、両氏は中共による法輪功修煉者への臓器狩りについて調査した結果を発表した。迫害の実態が世界に震撼を与え、各国からの講演要請が殺到した。そのため両氏は世界中を飛び回り、中共が法輪功修煉者に対して行っている「ジェノサイド」の迫害について伝えている。
 
 記者:今まで何カ国を訪問しましたか?
 
 キルガー氏:4年の間、40カ国以上を訪問しました。それから同一国に複数回訪問したこともありました。たとえば、オーストラリア、米国、欧州などの各国はそうです。私たちはこんな多くの国を訪問した目的は、ただひとつ、それは出来るだけ早く、中共が法輪功修煉者への迫害、特に臓器狩りによって暴利を得ている人類史上、前代未聞な犯罪行為を阻止することです。
 
 記者:今まで活動の中で、中共による活動の妨害がありましたか? 
 
 キルガー氏:私たちが行く国々で、中共に妨害されています。たとえばオーストラリアを訪問したとき、中共の領事館はすべて国会議員に手紙を送り、私たちの来訪を伝え、私たちが話していることは、すべて嘘であると書いてあり、私たちの会合に出席しないよう呼びかけていました。結果として、来てくれた議員先生もいれば、来なかった議員先生もいました。しかし、今ではそのような方法での妨害が通用しなくなしました。なぜならば、私たちが指摘する、中共による法輪功修煉者からの臓器狩りについて、いかなる根拠をもって否定できないからです。だから中共は妨害を放棄したのです。
 
 マタス氏:中共は私たちの調査報告をずっと否定してきましたが、しかしいかなるデータを持って私たちの調査結果を反駁することができませんでした。彼らは文字ゲームの遊び方式で、彼らの犯罪を否定していると同時に、私たちに反中国、反中国人という罪を着せられているのです。
 
 記者:講演した後、その国で直接的、あるいは間接的によい影響の作用を与えていますか? 
 
 キルガー氏:勿論よい影響を与えています。たとえば、3年前台湾で講演した後、台湾においてすべての医者は、自分の患者が中国で臓器移植するのを禁止したのです。イスラエルでも台湾と類似する政策を採りました。以前のイスラエル政府は国の医療保険で、自国民の海外での臓器移植を推進したのですが、中共が行っている生体からの臓器狩りの事実を知り、今までの政策を止め、海外での移植の国の負担金をゼロにしたのです。政府のこれらの政策変更は私たちの活動を励ましてくれています。もうひとつ例を挙げるとすれば、3年前私たちはオーストラリアでの講演を終えてから数ヵ月後、オーストラリアの医者数人からメールによる知らせがあり、彼らの統計によると、自国から中国への移植渡航は大幅に減少したとのことです。人々は、マスコミを通して、臓器の出どころの事実を知れば、誰一人として殺人をしてまで臓器がほしいとは思わないでしょう。
 
 国会議員ヴァレリー・ボワイエ氏の妻は10月19日、キルガー、マタス両氏の記者会見の席で、「人々は旅行の機会を利用して臓器移植の行為を禁止する」との法案を58人の国会議員が共同で提出すると決めたという。 
 
2010年11月05日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/23/231342.html

明慧ネット:jp.minghui.org