■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/11/08/mh082798.html 



黒竜江省:法輪功を放棄しないとして修煉者が迫害される

(明慧日本)黒竜江省五常市の法輪功修煉者・曲伝路さんは法輪功の修煉を放棄しないという理由で、地元の警官に何度も身柄を拘束された。2004年、曲さんは警官に万家労働教養所に連行され、同所で常に電気ショックを受け、毎日つらい肉体労働を強制された。2006年、曲さんは釈放されたのち、再び迫害されないようにするため、やむを得ずふるさとを離れて遠くへ逃れた。
 
 曲伝路さんが近年受けた迫害状況は以下の通り。
 
 私は曲伝路です。出身地は黒竜江省五常市です。私は1996年に法輪功の修煉を始めました。
 
 1999年7.20から中国共産党は法輪功に対する弾圧を始めました。地元の警官は私が法輪功を修煉していることを知り、自宅に侵入し、私を連行しようとしました。警官が自宅に入ると人がいなかったので、部屋を荒らし、法輪功に関するすべての書籍を没収し、しかも村民を雇って私と妻を監視させました。 
 
 2004年4月、警官は他の任務を遂行するために村を一軒一軒捜査しました。自宅に入ったとき、ベッドに置いていた『転法輪』を警官に見られ、翌日の午前9時、五常市610弁公室の警官と地元公安局の警官およそ20人が自宅をとり囲んで入ろうとしました。私は「法輪功を修煉することは違法ではなく、なぜ警官が不当に自宅に入るのか」と思い、警官を入らせないようにドアをロックしました。警官は、1時間かけてドアをこじ開けました。結局、見物人が多くなってきたので、警官は帰りました。中共が法輪功の弾圧を始めたころ、地元の人々は中共の虚言を信じ、法輪功や法輪功修煉者に悪印象を持っていましたが、近年われわれ法輪功修煉者が、地元で絶えず真相を伝えるに従って、周りの住民は真相がだんだん分かるようになり、警官がドアをこじ開けて入ることは不当な侵入行為だと知っています。
 
 2004年9月17日の夜10時、村長は警官と結託して私が法輪功の書籍を持っているという理由で、私を五常市第一留置場まで連行しました。私は留置場でおよそ2カ月拘禁されました。拘禁されていた間、毎朝5時から夜9時まで動くことを禁じられ、食べ物も粗末でした。拘禁されてから2カ月後、裁判所にハルビンの万家労働教養所で2年の労働教養を強いられました。
 
 万家労働教養所で、私は警官に三書を書くことを強要されましたが、書かなかったため、ひどい刑罰を受け、翌日に長林子労働教養所へ移されました。当日の夜、警官に服を脱がされて、20分にわたって電気ショックを受けました。長林子労働教養所で1年10カ月拘禁されましたが、電気ショックだけでなく、常に警官に爪楊枝で頭を刺されたり、タバコの火を押し付けられたり、トラの椅子に座らされたりしました。しかも毎朝5時から夜9時まで、奴隷のように酷使され、決められた量の仕事が終わらないと、働く時間を延長され、毎日、2時間しか寝ることができませんでした。
 
 2006年9月4日に私は釈放されました。家族が私を迎えに来ましたが、村長もいました。自宅に着く前、五常市の610弁公室が村長に電話をかけ、派出所に連れてこいと指示を出しました。私は再び迫害されないよう、遠くの地へと逃れました。
 
 ふるさとを離れて、およそ4年が経ちました。4年間のうち、家族は警官に嫌がらせをされ、やむを得ず引っ越しました。妻も被害を受け、労働教養を強いられました。 
 
2010年11月08日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/25/231457.html

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