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甘粛省:蘭州市の法輪功修煉者が監禁施設に強制連行される

(明慧日本)1999年7.20に法輪功の弾圧が始まってから、11年来、蘭州市の法輪功修煉者・馬ユンさん(63)は中国の刑務所・労働教養所・洗脳班・留置場などの施設で暴行や迫害を加えられた。
 
 馬さんは2006年に懲役10年の不当判決を言い渡されて以来、ずっと甘粛省女子刑務所で拘禁を強いられている。かつて蘭州市金城旅行サービスグループの元役員。1995年に法輪功を習い始め、蘭州市で一番大きな煉功場で指導員を務めていた。
 
 以下は、馬さんが受けた迫害の一部の状況。
 
 1999年7.20深夜、自宅で連行され、6カ月の不当拘禁を受けた。
 
 2000年1月16日、煉功場で連行され、留置場で拘禁され2年が過ぎた。そして、懲役3年の不当判決で羅果溝女子刑務所へ移送された。
 
 2003年1月16日、刑期が終わった当日、直ちに洗脳班へ送り込まれた。それから、ずっと2005年5月まで拘禁された。
 
 2006年2月24日、法輪功の無実を伝えるために洗脳班へ行った。これによって不当拘留・暴行・強制的灌食などの迫害を受けた後、懲役10年の不当判決を言い渡された。
 
 刑務所で煉功を放棄しない馬さんは、睡眠時間をはく奪され、独房で監禁され、わずかな食べ物が与えられ、面接を禁じられ、不当な体罰を強いられ、座ることを禁じられ、数々の拷問を加えられた。また、家族が持って来た物を受け取ることは許されない上、施設での生活用品の購入も禁じられた。馬さん1人につき監視員2人が監視した。
 
 2008年4月、馬さんは監守の指示を受けた受刑者・李小紅に、口から血を吐くまで暴行され、数カ月立つことができないほどの重体になった。しかし、暴行による吐血は肺結核だと言われた。
 
 2008年5月、馬さんを小屋に監禁して、湿度の高い環境で食事と排泄などをさせ、毎日監視していた。
 
 現在、馬さんは未だに不当監禁を受けている。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年11月09日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/3/231865.html

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