■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/11/09/mh100453.html 



正念は強盗を退治することができる

文/北京の大法弟子

(明慧日本)私は同修が書いた「正念は強盗を排除することができる」という文章を読んだ後、以前に起きた出来事を思い出しましたので、文章にまとめました。
 
 私は1997年に大法と出会い、一人で修煉を始めましたが、正式に修煉の道に入ったのは2年後、1999年3月に煉功場所を見つけたころからです。私の家は郊外にあり、煉功場まで自転車で片道30分ほどかかります。道中は住家がなく、一面の桃畑が続いています。煉功は早朝5時から始めるのですが、私は足を組めるまで長い時間かけて足の柔軟体操をするため、いつも早朝4時に家を出ました。
 
 3月の北京は4時ごろといえば、空が暗く、街灯も暗いのです。ある日、私はゆっくりと自転車をこいで、師父の説法を思い出しながら、煉功場に向かいました。ある日、30歳ぐらいの男性が私を追い越しましたが、私は特に注意しませんでした。すると、その男性は自転車を止めて並木に隠れていました。私はその人が隠れている場所に差しかかり、その人が突然出てきて、「お嬢さん、遊ぼうよ」と言いました。私はその人を無視して、自転車のスピードを上げてその場から逃げました。その時、私は21歳でした。こんな恐怖に出会うのは初めてでしたので、心臓がどきどきしてとても怖かったです。
 
 しばらく走ったところで私は振り向きました。その人は自転車に乗って私を追いかけていました。人を呼ぶとしても、周りに人がいません。どうすればいいのか迷ったすえ、今日、死んでもいいから、屈辱を受けてはならないと考えました。しかし、私はなぜ死ななければならないのか? もしその人が私に近づけば、「私は法輪功修煉者だ、私に悪さをすると、法輪功の師父はあなたを許しません!」と、正念を持って対処すればいいと考えました。そして私は落ち着きを取り戻し、自転車のスピードを緩めました。その人は私に追いつき、私は大きな声で、「はっきり言いますが」という一言を話し終わらないうち、その人は自転車の向きを変えて急いで逃げました。私は何事もなかったのですが、その後の数日間は恐怖を感じていました。
 
 その出来事の数日後、師父の海外での説法ビデオが届きました。その日、師父の説法ビデオを見ながら、数日前の出来事を思い出して、恐怖が浮かびました。師父の説法が終わり、最後の師父の手印を見た私は、なぜか分からなかったのですが、涙が最初から最後まで止まりませんでした。そして、私の脳裏にはっきりとした言葉が聞こえました。「怖がらなくてもいいですよ、師父はいつもあなたのそばにいます」この言葉を聞いた私は、瞬時に落ち着き、山のようにどっしりと座り、何があっても私を動かせないように感じました。
 
 ある日、私は早朝に煉功場に向かったとき、道端から数人の男性が突然飛び出して、私を囲みました。その人たちは、「この女ではない」と言って去りましたが、私の心は動じませんでした。なぜならば、師父がおっしゃってくださった言葉、「師父はいつもあなたのそばにいます」を覚えていたからです。
 
 私たちは師父の弟子であり、すべてのことにおいて法に基づいて考え、どうなるかについて師父が決めて下さるのです。他空間から私たちにどんなに大きな魔難を加えようとしても、私たちの思想や正念が人心に勝ることできれば、師父がその大きな魔難を無形のものに溶かしてくださいます。
 
 自分の次元での悟りですので、不適切なところがあれば、ご指摘してください。 
 
2010年11月09日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/2/231853.html

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