日本明慧
■印刷版   

黒竜江省伊春市:法輪功修煉者3人に不当判決

(明慧日本)伊春市金山屯区に在住する法輪功修煉者・汪誌謙さん、聶淑梅さん、国慶安さんは2010年4月12日、強制連行された。同年9月30日、3人は西林留置場で秘密裏に裁判を開かれ、汪さんに懲役12年、聶さんに10年、国さんに7年の不当判決を下された。 
 
国さん
聶さん

 連行の当日、汪さんは聶さんの家へ行く途中、ずっと警官に尾行されていた。そして、聶さんの家へ入ろうとしたら突然警官が現れた。さらに、警官の捜索によって、汪さんはDVDを没収され、聶さんはパソコン、印刷機、資料などを没収された。聶さんの家に入る時から家宅捜索、所持品の没収、そして連行するまでいずれも警官から令状の提示はなかった。
 
 同日の午後、3人を連行していた警官は汪さんから家の鍵を奪い、そして強行に侵入して騒ぎ立てた後、法輪功の関連書籍や携帯電話など一部の家財を没収した。
 
 夜になって、金山屯公安局で汪さんは背中から枷を掛けられた後、殴る蹴るの暴行を加えられたり、ビンタを食らわせられた。また、24時間にわたってトイレへ行くことを禁じられた。続けて、留置場へ入れられた汪さんはさらに24時間にわたってずっと鉄製の椅子に縛り付けられた。このため汪さんは今になっても、腫れ物やできもので、皮膚がただれている。
 
 聶さんは公安局刑事隊に連行されてから翌日まで48時間にわたって鉄製の椅子に縛り続けられ、眠ることも禁じられた。また西林留置場へ移送される前には、制裁として子供を学校へ行かせないと脅された。
 
 国さんは西林留置場で監禁されていた間に心臓病が発症した。  
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2010年11月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/7/232143.html

■関連文章
黒竜江省:伊春市の警官らが法輪功修煉者の不当判決を企む(写真)
黒竜江省:法輪功修煉者に不当判決、家族は再審を要求
懲役13年の不当判決を受け、監禁された法輪功修煉者が消息不明
黒竜江省の法輪功修煉者、幾度の迫害で体が不自由に
黒竜江省:伊春市の70代の法輪功修煉者が警官に家財没収される
黒竜江省:夫は虐殺され、妻は懲役7年の不当判決
黒竜江省:法輪功修煉者の主婦が強制連行される
黒竜江省:13年の不当判決を受けた法輪功修煉者、刑務所で迫害される
法輪功修煉者がハルビン戒毒労働教養所で受けた残酷な迫害
大学生の法輪功修煉者に9年の不当判決、満期後さらに洗脳班に監禁される