日本明慧
■印刷版   

法を暗記した体験


文/中国の大法弟子 梅

(明慧日本)大法の修煉を始めてから、私は絶えず学法してきました。修煉を始めた当初は、法を学ばずにいられないほど学法に対する情熱がありました。その時から私は自分の生命は真に家に帰ることができると信じて、さらに大法の素晴らしさを親友と他の縁のある人に伝えてきました。しかしながら、人々の大法に対する態度は、必ずしも同じものとは限りませんでした。これほど素晴らしい大法なのになぜ受け入れないのか、私には非常に不思議に感じました。
 
 法を広める過程でいろんなタイプの人がいて大変でした。これ以上法を広められない、と感じるときもありました。しかしながら、法を学ぶ過程で感じた法に対する理解を、他の人に言わずにはいられないと感じました。特に、周りの人々の大法に関する話の中で、間違った認識があると気づいたときは、それを正さずにはいられなくなりました。1997年から大法を修煉するようになってから、私は家庭や会社などで堂々と学法し、大法の素晴らしさを伝えてきましたが、周りの人々の大法に対する気持ちは、私のそれとはかけ離れているものでした。
 
 いくら人々に話しても大法の神聖さが伝わらないのは、自分の伝え方に問題があると、考えた末に気づきました。自分が大法を広めるときは、まるで気功商人のように、法輪功を商品として販売しようとしているかのようなやり方でしたの。これはむしろ自分のほうが大法に対して罪を犯しているのではありませんか? とても修煉者の態度とはいえません。
 
  最近、私は法の暗記を始めました。「エネルギー場」の部分を暗記するときに、急に以下のことが分かりました。これまで、法を伝える時、私は表面だけを修めて真に奥まで修めていないため不純であり、エネルギーが足りなかったのです。『転法輪』の「清浄心」の部分を暗記する時、私は人間のたくさんの執着心を放下できておらず、名利心および情を重んじており、そして修煉を日常の問題を解決するための理論としてみなし、真に返本帰真という生命の意義を理解していなかったことが分かりました。
 
  『転法輪』を暗記する時に、頭の中は霧がかかっていて非常に硬いものが詰まっているように感じて、学法はなかなか進みませんでした。そこで私は一文字一文字読んで、頭の中に響くまで繰り返し読み続けると、次第に頭が静かになり、次に進むことができるようになります。こうして一字、一文、一段落で暗記して、障害がなくなるまで暗記し続けました。
 
  法を暗記する過程で、自分のよくないことを反省しました。数日後、体の状況も大きな変化が表れ、体が軽やかになりました。法を暗記することに伴って心性も向上し、業力も消滅されました。
 
  『精進要旨』の「いかに輔導するか」を学んだときに、以前よく人に「また説教しに来たのか」と言われた原因が分かりました。数年来ずっと分からなかったのですが、今になってやっと自分が真相を伝える時に態度が不尊であったため相手が受け入れられないのも当然な反応だと納得しました。ここまで悟ったあと、私は自分の心を整えて、再び人に大法を伝える時、相手は一時間ずっと聞いてくれて、さらに質問もして、最後に互いに交流しました。
 
  修煉してから何年も経って、『転法輪』を何回読んだのか自分すら分からないほどたくさん読みましたが、読むだけでは内容は覚えられません。これとは対照的に、法を暗記することは覚える過程が難しいですが、一旦覚えることさえできれば、読むときに悟れないことも容易に悟れるようになりました。 
 
2010年11月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/22/231306.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/11/1/121183.html

■関連文章
法を暗記する体験
法を暗記する中で修煉を向上させる(一)
法の暗記の中で自分を高める
法を暗記して執着をなくそう
学法グループでともに精進し 衆生を救い済度する(一)
法を暗記する中で執着を取り除く
元市長の鄭さんが法を暗記する
真相を伝えた時のちょっとした体験
人心を取り除き 法を師とする
洗脳クラスで法を暗記し、発正念を堅持する