■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/11/14/mh153320.html 



遼寧省:法輪功修煉者が不明薬物を投与される

(明慧日本)遼寧省開原市に在住する法輪功修煉者・範金栄さん、殷文蘭さんは強制連行や不当尋問、拷問を受けた後にいずれも不当判決を下された。範さんは2003年に懲役3年で大北刑務所に収容され、殷さんは懲役9年で女子刑務所へ移送された。以下は、2人の修煉者が受けた迫害状況である。
 
 範さんは2003年5月13日、町で中共(中国共産党)の弾圧政策のもとで法輪功が迫害されている内容を人々に伝えたときに、悪意をもった人に通報された。そして、開原留置場へ連行される途中、パトカーで警官にひどい暴行を受けた。また、施設で迫害に断食で抗議した範さんは、スタンガンで電気ショックを加えられ、灌食を強行され、不明薬物を大量に飲まされるなどで心臓病と高血圧が発症し、重体になって倒れた。最後に、無実ながらも懲役3年の不当判決を言い渡された。
 
 刑務所で範さんは転向を目的として39日にわたって裸に冷たい水をかけられ、背中から枷をかけられ、動かずじっとしゃがむ姿勢を強いられるなどの拷問を受け尽くしてきた。これによって、当人が何度も入退院するほど命の危険に晒された。一方、受刑者は減刑などの奨励に目がくらみ、指導員の指示のもとで範さんへの迫害に、良心の束縛もなく力を入れていた。
 
 2004年3月31日、殷さんは法輪功を放棄しないという理由で、警官に捕まった。公安局へ送り込まれた時、パトカーで警官に殴る蹴るの暴行を加えられたり、現金120元を強奪されたりした。鉄嶺市公安局で頭の火傷の腫れがひどくなった部分が変形し、全身に損傷を負うまで一晩にわたって数本のスタンガンで電気ショックを加え続けられ、心身共に深刻な障害を受けた。
 
 そのうえ、殷さんが連行された後、警官は令状の提示もなく殷さんの家に突入し、銀行通帳、現金、パソコン、印刷機、録音機、書籍などを没収した。この被害額は5万元近くに上った。
 
 懲役9年の不当判決を言い渡される前、殷さんは心臟病、高血圧、胆嚢炎などの持病がひどくなっていたが、にもかかわらず、家族の面会を許されなかっただけでなく、依然として不公平な裁判を開かれた。続けて、留置場側は殷さんの意志を破壊するため、刑務所へ移送する前、不明薬物を大量に飲ませた。その影響として、当人は意識がもうろうとし、記憶が喪失し、舌がけいれんし、内臓に熱を感じ、呼吸困難、頭が重い、四肢の力が抜けるなどの症状を訴えた。
 
 一方、刑務所では健康診断によって殷さんに高血圧、膵臓炎、肝臓病などの疾病が診断された。現在、殷さんは女子刑務所で拘禁されたうえ、毎日10数時間にわたってつらい労働を強いられている。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)  
 
2010年11月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/3/231877.html

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