■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/11/16/mh173623.html 



吉林省:法輪功修煉者は労働教養所に迫害され、7日後に死亡(写真)

(明慧日本)吉林省図們市に在住の法輪功修煉者・張慶君さん(61歳男性)は1年の労働教養を科され、2010年10月22日、九台飲馬河労働教養所に送られた。7日後の10月30日の朝、労働教養所は電話で「張は突然の心臓発作で死んだ」と張さんの家族に告げた。 
 
張慶君さん

 2010年9月10日、張さんは警官によって自宅から洗脳班に連行されたが、法輪功の修煉を放棄しないとして、9月19日に図們市安山留置場へ送られた。その後、労働教養1年を科され、10月22日に九台飲馬河労働教養所に移送されて迫害を受け、わずか7日後に死亡した。
 
 張さんの妻・張淑華さんはかつて、いろいろな病気で苦しめられ、仕事ができなかった。法輪功を修煉してから、「真・善・忍」に基づいて自分を律し、健康な体を取り戻し、仕事ができるようになり、快適な生活を送るようになった。
 
 しかし、1999年7.20から、中共(中国共産党)は法輪功への弾圧を始めた。張さん夫婦は数回にわたって、中共の政府関係者と警官による連行や拘禁、洗脳班に入れられるなどの迫害を受けた。2001年と2005年に2回労働教養を科され、労働教養所で残酷な拷問を受けた。
 
 2008年4月23日午後4時、当地の派出所の警官・金明河はもう1人の警官と社区の幹部1人を連れて、張さんの家にやってきた。会議をすると騙し、張さん夫婦を派出所に連行した。その後、張さんの家宅を捜索し、MP3を見つけ、張さんにどこで手に入れたのかを聞き、張さんはお店で買ったと答えた。
 
 警官はその日に張さん夫婦と数人の法輪功修煉者を連行した。警官・全永哲は連行された法輪功修煉者に対して、1時間以上にわたって平手打ちをしたり、蹴ったり、罵ったりした。その後、全永哲はスタンガンを女性法輪功修煉者・周桂苓さんの腟に入れたり、体に電気ショックを与えたりしたため、周さんは尿失禁になり、陰部と下腹を痛め、腕と足は青あざだらけの悲惨な姿になった。宮秀英さんも全永哲にひどく殴られた。その後、周さんと宮さんは1年の労働教養を科され、長春黒嘴子女子労働教養所に移送された。
 
 張さん夫婦は拷問を受けた後、図們市公安局安山留置場に送られた。15日間拘禁され、5月9日に釈放された。その後、1カ月も経たず、地元の派出所の警官・張彬ら4人が張さんの家に侵入し、いかなる理由もなく、捜査令状もないまま、家宅捜索を行った。法輪のバッチ一つが見つかっただけで、張さんを派出所に15日間拘留した。
 
 2010年9月10日朝、張さんは朝食後、出勤しようとしたところを地元の警官2人に騙され、妻の勤め先に連行された。警官は、張さん夫婦を松林養老院にある洗脳班に拘禁した。洗脳班で図們市の「610弁公室」、国保(国家安全保衛)大隊、政法委員会、派出所、町内会など、10数人に信仰を放棄するよう強要されたが、張さんは法輪功の修煉を放棄しなかった。10日後、図們市安山留置場に移送され、家族との面会を許されず、労働教養を科された。そして、1週間足らずで労働教養所で死亡した。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年11月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/1/231783.html

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