■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/11/17/mh184994.html 



法理をはっきり理解すると修煉に迷いがなくなる(二)

文/中国の大法弟子

(明慧日本)
 
 三、個人修煉と法を正す修煉の関係を区別できていない
 
 ある同修は黒い巣窟の中で邪悪のため、とても頑張って働いています。さらに、ある同修は「力がまだいっぱいあるよ」とまで言います。そして肉体の迫害に抵抗し、ひいては働かない同修たちにむしろ責める態度を取ります。「私達はみな良い人になるべきだ」「あなたが働かないと、他の同修があなたの分までしなければならない」「邪悪に何かを言われたらそのことをすべきだ」「私は本気で働くのではない、邪悪の情報を掴むためだ」とさえ言います。大法弟子としてどのような環境でも邪悪の要求、命令と指示に応じてはいけません。なぜ邪悪のために働くのですか?
 
 私達はみな社会の一員として、本来は各自の職場で良い人、常人を超える人になると同時に、家族を養い、法を実証するべきです。私達を迫害するよう、邪悪にお金を稼がせるべきではありません。宇宙で最も偉大な生命が迫害されている事自体が恥ずべきことです。これは宇宙が駄目になったからであり、旧勢力が犯した極めて大きい罪です。将来にはあってはならないことです。私達はすべての正しくないことを直し、新しい未来を創りだすのです。師父が法を正される時、師父に手伝って法を正す私達は、法を正す時期の大法弟子です。「大法弟子は大法を護る役割を果たさなければ、圓満成就できません。なぜなら皆さんの修煉は、過去の修煉とも将来の修煉とも異なっており、大法弟子の偉大さは、まさにここにあるからです」(『精進要旨二』「法を正す時期の大法弟子」)
 
 四、病業と迫害をはっきり見分けられない
 
 多くの同修たちが迫害されている時、注射を受けたり、薬を飲んだりします。ひいては身体にとても大きな障碍が起きても、ある同修は業力を消していると間違った認識をしてしまいます。しかし、この間違った一念がさらに「病業」の形式で迫害を受ける根拠になるのです。「おまえ自身ですら、これは『病業』で迫害ではないと認めているだろう。これはおまえが求めたのだ」これで、邪悪は心身の面だけではなく、経済面でもそのように思っている同修を迫害し、意のままに薬代を搾取するのです。
 
 ある同修は迫害されている期間、身体の状況がとても悪く、注射を受けたり、薬を飲んだりしました。薬代も結構かかりました。一度、その同修は心臓が痛み、突然倒れてしまいました。後で、その同修とこのことについて交流すると、その同修は「今、私はどうしようもありません。発正念をしても、善解してみても全く効かないのです」と言い、とてもがっかりしていました。その同修に「どのように善解していましたか?」と聞くと、その同修は「私はこの心臓を捨て、心臓を換えても、私の身体を苦しめる生命を救います」と答えました。
 
 私は「問題はまさに、ここにあります。あなたの心臓の具合はあなた自身が決めるのです。あなたがいらないと言ったら邪悪は願っても得られなかった機会なので、これを利用してあなたを迫害し、あなたを死に追い詰めます。善解するとしてもこう考えるべきではありません。あなたが邪悪の迫害を認めてから、発正念をしても意味がないでしょう。あなたは根本から邪悪を取り除き、解体すべきです。ましてや、あなたはずっと病業だと思ったうえで、解決しようとしていたのです。これは、法理をはっきりと理解していないということです」と、その同修に話しました。その同修は聞いた後、はっと悟りました。
 
 五、着実に法を学んでいないため、心に法がない
 
 多くの迫害を受けた同修たちと接して、法を覚えていない同修たちがたくさんいることが分かりました。ある同修は『共産党についての九つの論評』もあまり読んでおらず、さらにある同修は、口を開くと党文化の言葉が出て来ました。それを他人から指摘されたら、機嫌が悪くなってしまいます。私達はすでに10年以上修煉して来ました。なのに、大法を少ししか暗記できていないし、ひいてはちっとも暗記できていません。これは悲しくないでしょうか? 一回ずつ表面だけをさっと読んできたのです。実は、師父はとっくに私達に法を覚えるよう教えられました。長春で法会を開いたその年、多くの同修たちは順番に従い、1段落ずつ暗唱し、1文字でも間違うと、初めから再び暗唱しました。雄のライオンのように勇猛に精進していたその時の勢いは人を感服させます。「わたしはなぜ皆さんに『転法輪』を学ばせ、読ませ、覚えさせているのでしょうか? 目的は皆さんの修煉を指導するところにあるのです!」(『精進要旨』「修煉とは何か」)
 
 私達が何度も転んだり、何度も困惑して理解不能になったり、方向を見失ったりしたすべての原因は、心に法を入れておかなかったからで、着実に修煉しなかったからです。
 
 同修の皆さん、法を正す進展が破竹の勢いで、すさまじい勢いで前進する中、三つのことをもっと頑張り、さらに精進しましょう。
 
 不適切な所は慈悲にご指摘ください。
 
 (完) 
 
2010年11月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/18/231154.html

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