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正念を持ち続け 法を実証する(二)


文/中国の大法弟子・醒覚

(明慧日本)2003年4月、二回目に労働教養を強いられた時、邪悪は私を独房に入れ、木の板に手錠を掛けました。7日間、目を閉じることを許されませんでした。この関を突破でき、非人道的な迫害に直面して修煉者の状態を保てることは大法の奇跡であり、大法から与えられた力です。警官に電気ショックを与えられた時、師父! 師父! と心の中で叫びました。警官は迫害を止め、スタンガンを持って去りました。
 
 7日間の非人道的な迫害で、全面的に旧勢力の按配を否定するという理を悟りました。いわゆる動揺しないというのは旧勢力の按配であり、大法及び大法弟子に破壊的な試練を与える言い訳だと認識しました。私は動揺しないという理をいつまでも追究していました。実際、動揺しないことを執着した理由は、円満成就できないことに執着したからです。最後の執着を放さないから、より高い次元の法理を認識することを邪魔しているのです。大法の漏れがないという基準に達していませんでした。旧勢力の按配に符合し、毎回収監され、労働教養を強いられたのは歩べき道で、向上する要素だと間違って認識していました。理性的に師父がおっしゃった法理を認識できず、旧勢力の道理のない迫害を受け入れてしまいました。この法理を悟った時、気持ちが釈然としました。これから私には通用しません。今後いわゆる試練を受け入れません。旧勢力は宇宙の正法で選ばれた淘汰する生命です。私に試練を与える資格はありません。今後歩む道は全て師父が按配された法を実証する道です、と旧勢力に言いました。その結果、私は予定より14カ月早く釈放されました。
 
 師父が按配された法を実証する道を歩んでいるので、真相を伝え、衆生を救い、資料を配るなど法を実証する中で、多くの奇跡が起こり、大法の威徳を感じ取り、法を実証する自信が増えました。
 
 資料を配ることを妨害できるものはいません。スローガンを貼る時、パトカーが私の隣を通りましたが、私のことが見えなかったようです。家で師父の説法テープを聞くとき、悪人は警官を呼び、3台のパトカー、10数人の警官が来ましたが、依然として私を探し出せず、騒いだ後に去りました。私を守ってくださったことを師父に感謝いたします。私を監視し尾行する人を気付かせてくださり、多くの損失を免れました。ある日、10数部の真相資料を配り、私服警官がロビーで私を監視していました。師父は私を気付かせてくれました。資料を配った後、安全に離れました。これらの奇跡は数え切れないほど多いです。法を実証することは大法弟子の責任です。大法弟子がこのように正々堂々としているというのに、何を恐れるのでしょうか?
 
 師父が私たちに要求されたもう一つのことは発正念です。2001年10月に師父が発正念について話されたときから、毎日、全世界統一の発正念の時間に発正念をし続け、数年来、中断したことはありません。毎日数十回以上しています。全体の要求がある時はそれに合わせます。今、発正念するときに身体は座禅して動きませんが、身体の中では動いています。念が集中しているとき、身体の存在は感じません。邪悪を取り除くという念だけが残っています。発正念するとき、天目は何も見えませんが、威力は無限だと信じています。なぜなら、師父は私たちに「大法弟子の正念は威力あるものである」(『精進要旨(二)』)とおっしゃいました。必ずそうなります。ある時は怠けていて、発正念をし続けていますが、うっかりして、雑念がいっぱいで手が倒れました。少しでも緩むと邪悪に弱みを突かれます。ですから、私たちは精進し続けなければなりません。
 
 師父が私たちに要求されたもう一つのことは真相を伝え、人を救うことです。師父は次のようにおっしゃいました。「衆生を救い済度することを行わなければ、大法弟子としての責任を全うできなかったことになり、あなたの修煉はゼロになります。なぜなら、あなた個人の圓満成就のために、あなたを大法弟子にしたのではなく、あなたは重大な使命を背負っているのです」(『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』)
 
 真相を伝える方法は様々です。手紙を書き、資料を配るなど。私は主に直接会って真相を伝えます。毎日時間を作り町で真相を伝えます。話す機会があれば真相を伝えます。この数年、いろいろな人に会って来ました。特別な身分の人もいました。いつも平然として接します。身分が特別だから、救われる機会を失わせることはしません。相手が救われることしか考えておらず、人心が動じないので脅威を感じません。脱退しない人に対しては心を落ち着かせ、人を恨みません。すると、多くの人は三退に応じます。三退を勧める過程で、数を統計せず、しっかりとできればよいのです。
 
 大法弟子は今日まで歩んできましたが、神の状態であるべきです。三つのことをするときは神の念を動かし、神の道を歩むことにほかなりません。今日まで歩んで来ており、人の念から抜け出すべきです。旧宇宙の枠から出て、自我を放棄し、全体に協力すべきです。今は良くない考えが表れるとすぐに発見し、それは法に基づいていない、私ではない、と考えて取り除きます。時には良くないと分かっていて、徹底的に取り除けませんが、すでに根がなくなり、最終的には取り除かれます。
 
 一切のことは師父が按配されています。今日まで歩んできて、師を信じ、法を信じるという念が動揺したことはありません。師と法は生命の永遠の保障です。私は大法の一粒子であり、大法の一粒子の作用を発揮すべきです。師父が要求されたことすべて行ない、自分を法の中に溶け込ませ、師に手伝って法を正し、衆生を救い済度します。
 
 (明慧ネット第7回中国大陸大法弟子ネット法会)
 
 (完) 
 
2010年11月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/3/231751.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/11/10/121345.html)

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